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時間があったらアニメでも見よう

アニメ、嫌いです?

世界がいろいろと大変なこともあり、最近ほとんど見れていませんが、私は、日本のアニメが大好きです。

アニメというのは「子供向け」と思い込んでいる人も多いと思います。たしかにそういう側面はあります。けれども私は、日本のアニメは大人が見ても十分に見ごたえのある内容が多いと思っています。それだけ、制作された方々の魂がこもっていると思うのです。

それが端的に表されているのが、アニメ作品のオープニングテーマです。子供向けの番組だからといって、適当に作られたとは思えません。魂がこもっているからこそ、今も歌われ続ける多くの名曲があるのだと思います。

あ、何故ここでボルテスVか?

うーん・・・銀河鉄道999とか、宇宙戦艦ヤマトでもよかったんですが、それだと当たり前すぎるかなと思ってコレにしました。サイボーグ009も捨てがたかったです。

しかし、日本のアニメと言っても、あまりにも多すぎて、どれを取り上げていいのか迷います。皆さんそれぞれ、お気に入りのアニメ作品があると思いますが、きっとそれらはバラバラでしょう。

そんな日本のアニメですが、私がそれが好きな理由は、奥の深さです。

例えば、日本のアニメは勧善懲悪に見えて、実はそうでもないところなど、なかなか興味深いと思います。

以前、記事にも書きましたが、「機動戦士ガンダム」という作品では、「地球連邦軍 vs ジオン軍」の戦争が描かれており、主役は地球連邦軍側になっています。

しかし、それでは敵側の「ジオン軍」が悪か?というと必ずしもそうではありません

宇宙世紀0050年代、宇宙移民者(スペースノイド)たちの間に、被抑圧者階級としての自覚が高まってきていた。新たなフロンティア開拓の美名のもと、人々(=労働者)は宇宙で暮らし始めたが、“地球環境保全のため人類の生活圏を宇宙にシフトさせる”という理念は結果的に破られた。第1期移民が完了した時点で、移民はストップしてしまう。地球連邦の利権に群る政治家・官僚や富裕層は、宇宙より生活環境の安定している地球に居残り続けたのである。これは、先行して地球に別れを告げた移民者たち=スペースノイドにとって裏切り行為にほかならなかった。さらに連邦政府は各コロニー・サイドを「植民地」扱いし、コロニー公社などの特殊法人を通じてありとあらゆる重税を課すなどの多くの搾取を行うようになった。
※ウィキペディア「ジオン公国」より引用

地球連邦が、とにかく酷いのです。宇宙に追いやられた人々は、利権にまみれた地球連邦に抑圧され、搾取されました。それに立ち向かって、独立戦争を起こして、戦ったのがジオン軍なのです。

そりゃ、自ずと奥深くもなります


ちょっと前(10年前)のアニメで、宇宙観のスケールが凄くておススメなのが「魔法少女まどか☆マギカ」です。コレは、星の数ほどあるアニメのなかで、私なりに厳選の上に厳選を重ねた結果です。

魔法少女」という単語から、「テクマクマヤコン」的なニュアンスを感じる方も多いと思います。キャラクターデザインも、割と子供向けに見えるので、「柔らかーい魔法少女系」アニメのようにみえるかもしれません。

しかーし!その実、コレはかなり重いアニメです(だと思います)。

ほぼ私なりには、「宇宙の理とは何か?」ということをテーマにしているように思っています(そしてOP、EDテーマ、いずれも名曲!)。

全12話なので、全部見るのはキツイという方は、劇場版がダイジェストになっているかと思うので、それでもいいかもしれません。

アレ?何の話をしていたんだっけ・・・魔法少女の宣伝みたいになってしまった・・・。


いや・・・そう、とにかく日本のアニメはすごいという話です。

最後に「とある科学の超電磁砲」という作品の授業風景で、先生がこんなことを言っていたのを紹介しておきます。

・・・重要なのは、パーソナルリアリティ
つまり、自分だけの現実を獲得するということだ。
これは、超能力といわれるものの基盤にほかならない。
そして、パーソナルリアリティを理解するうえで、避けて通ることのできないものが、ハイゼンベルグが提唱した不確定原理をもとにする量子論だ。
パーソナルリアリティと量子論。ともに共通するのは、それが確率論に根ざしているという点だ。例えば、諸君はシュレディンガーの猫・・・

ここでいうパーソナルリアリティ(個人的現実)とは、「超能力」の元になるものです。つまり、「自分が強く思い込んだ現実」が具現化することが、「超能力」の元になると言っているわけです。

この話だけでも、ひとつの記事になりそうですが、今回はやめておきます。とにかく、興味深い内容が、多分に盛り込まれているのです。

私、「超能力」や「魔法」の類を完全に否定していません。いや、否定のしようがないと思っています。そして、「超能力」や「魔法」がポンポンと使えない理由も、私なりに考察しています。

私も本当だったら、こんな能力使えるはずなのですが、他の宇宙神の皆さんが認めてくれないので、残念ながら使えないようです。
でもま、それでいいのです。私には、そういう分かりやすいものではなく、ちょっと分かりにくい「魔法」が使えるのだと信じています
※「一人一人が宇宙神」より引用

世の中のこと、追っていくと疲れます。憤りを感じたり、不安を覚えたり、いろいろとネガティブな感情に振れることも多いのではないでしょうか。

それらを止め、先々に備えて、私のように農業をするようなポジティブな行動も重要だと思います。

そして、息抜きも大切です。もし、時間がとれるなら、良質なアニメでもみたらいかがでしょう。いろいろと気づくことはあると思います。


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