「農業倶楽部 ~田んぼ編~」やります
お米作りの体験・実習プログラムを行いますっ!その名も「富士河口湖農園・農業倶楽部2023~田んぼ編~」です。
こちらから、参加申し込みができるようになっています。興味のある方は、是非、覗いてみてください。
※チラシなどができたら、また掲載したいと思います。
2022年、私のようなド素人でも、何とか真面目に農業を始められないかという思いをぶつけたところ、富士河口湖農園さんで「農業倶楽部」という初心者向けの体験・実習プログラムを行っていただきました。大変、大変ありがたい企画でした。
それも残すところ、あと一回(収穫祭)となり、実習という意味でのカリキュラムは、無事、終えることができました。
そして、来年(2023年)はどうする?ということで、以前、記事にもさせていただいた、お米作りのプログラムを実施していただけることになりました。
野菜もいいです。しかし、やっぱりお米があると安心感が違います。
巷では、食料危機に備えて、備蓄をしていこうなんて話も聞きます。それはそれで、できることとして考えなければいけません。でも、今懸念されている食料危機というのは、例えば、冷害などの一過性のものではなく、国内の自給体制や日本の国際的な購買力の低下といった、構造的な問題であると捉える必要があります。
こちらの報道では、輸入に大きく頼っている生産資材(肥料などのことと思われます)の価格が高騰しているため、儲からなくなり、「誰も米づくりができなくなる」という問題が指摘されています。
このままだと、商売としてお米を作っているプロ農家さんが、激減するだろいうということです。今年の収穫が終わってるので、来年はまだ大丈夫かもしれません。
でも、再来年は分かりません。
今の状況で、来年の作付けが激減するようなことにでもなれば、その影響は、再来年以降、深刻な問題として表面化することになるでしょう。
そのように考えると食料を備蓄したところで、たかが知れています。それが構造的な問題である以上、備蓄した食糧などというのは、いずれ底をつくに決まっています。その解決には、構造から変えていく必要があるわけです。
つまり、自分たち自身が、食料を生産できるという体制(構造)を整えていくことが重要なのです。だから、「お米作り、一緒にやりましょう」という企画になりました。
富士河口湖農園では、化成肥料や農薬は使いません。精米所から出てきた米ぬかや籾殻、山から拾ってきた落ち葉などを使って、お米を育てます。そういう意味では、生産資材の高騰といった外部要因に左右されにくいお米作りになります。これからの時代において、非常に大事なことです。
ということで、少しでも興味がある方は、是非、前向きにご検討ください。
ちなみに、お米は備蓄食料(食糧)としても、かなり使えます。
ここここまいって・・・もう「四古米」とかでよくね(笑)?
いや、要するにそれくらい長持ちするってことです。保存方法にもよるでしょうが、缶詰にだって勝てます。
まだ1、2年は時間があります。しかし、もしかしたら、もう1、2年しかない可能性もあります。そういうつもりで備えていければ、怖いもんなんてありません。