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影の勇者がいる可能性

政治家はひどいです。そして、官僚たちもひどいものだと思います。

こういう記事にもまとめている通り、今、国が一体となって、安全性もよく分からないワクチンを、広く国民に打たせようという動きになっているように思います。

ワクチンの安全性に対して懐疑的な人たちからすると、こうした動きはとんでもないものであるという認識であり、政府に対する不信感は高まるばかりです。

そんななか、最近、流行が騒がれているオミクロン株をめぐっては、いろいろな論調で語られています。

この日、ドイツでは人口10万人あたりの直近1週間の新規感染者数(7日間指数)が438人だった。日本(0.6人)の730倍である。集中治療室に担ぎ込まれる重症者の約90%が、ワクチン未接種者である。

日経ビジネス「ドイツ新政権、オミクロン株の襲来に備えワクチン義務化を初導入」
2021年12月21日より引用

こうした記事をみると、重症者の大多数がワクチン未接種者であり、ワクチンを接種していない人が、問題となっていることがわかります。

ただし、この記事で語られている「この日」というのは、11月26日です。南アフリカ政府がオミクロン株発見を発表したのが、11月25日なので、その翌日ということになります。そう考えると、この記事自体が「オミクロン株の襲来・・・」というタイトルをつけている割には、それとは関係ない話を持ち込んで、印象操作をしているようにみえます。

そして、この記事では、オミクロン株の危険性について、このように続けています。

さらにドロステン教授は「オミクロン型は感染力が強いだけではなく、接種済みまたは治癒済みの市民が持っている抗体をすり抜ける特性(=免疫回避性immune escape)を持っている。このためワクチンを2回打っていても感染する『ブレークスルー感染』のケースが増える可能性がある。一部のメディアは『オミクロン型の感染者では、他の変異型に比べて重症者数が少ない』と報じているが、そうした情報をうのみにして、楽観的な態度を取るべきではない」とくぎを刺している。

日経ビジネス「ドイツ新政権、オミクロン株の襲来に備えワクチン義務化を初導入」
2021年12月21日より引用

要は、「ワクチン未接種者は重症化している」→「ワクチン接種していても感染する」→「だから3回目を接種せよ」という流れなわけです。

今、政府もマスコミも、こっちの方向(3回目接種を推し進める方向)に舵を切っていることはよく分かります。これなんて、とても分かりやすいです。「ワクチンパスポートは無意味」だと言っています。

しかしこれは、「ワクチンパスポートは無意味→ワクチンパスポートなんてやめてしまえ」ではないと思われます。結局、ワクチンパスポートが無意味にならないよう、きちんと3回目のワクチンを打たなければいけないという方向になっていくでしょう。

ワクチンパスポートが中止されない限り、この論点は、3回目のワクチン接種の必要性を訴える好材料になるはずです。


結局、ワクチンパスポートが導入されて、ワクチン接種をしない人たちの自由が奪われて、事実上、ワクチンを打たなければ生活できないような社会になってしまうのか・・・。そんな暗澹たる気分に浸ってしまう人もいるかもしれません。

しかし、意外とそうでもないかも?と思うようなところが、ちらほらみえるような気がしています。

新型コロナワクチンを接種したことの証明書をスマートフォンで入手できるサービスが20日、始まった。自治体の窓口に行かなくても済む利点があるが、利用にはマイナンバーカードが必須。カードの交付率はまだ人口全体の4割ほどで、アプリの利用がどこまで広がるかは不透明だ。

朝日新聞デジタル「接種証明アプリの提供開始 マイナカード必須、利用広がりどこまで」
2021年12月20日より引用

ワクチンパスポート(証明書)のアプリ、マイナンバーカードが必須となっています。普通に考えたら、「アホか!」とツッコミたくなるところです。

今更、マイナンバーカードを必須とするなどということでは、ワクチンパスポートの普及が危ぶまれます。この機会を利用して、マイナンバーカードを普及させたいという意図がある可能性も否定できませんが、まともに機能するようには思えません

ただ逆に考えてみると、こんな愚策をとることで、ワクチンパスポートが普及しないように工作しているという見方もできます。

しかし、現場を司るような警察官一人一人まで、それで動くのか・・・どうでしょうね日本において、海外でみられるような警察官たちの横暴、暴力が展開されるのかは分かりません
ただ私は、日本という国は政府が乗っ取られようが、皇室が破壊されようが、日本人一人一人の精神性まで侵されることがなければ、まだまだイケると思ったりするのでした。

「日本で恐怖政治はありうるか」より引用

この記事では、警察官をとりあげましたが、意外と官僚の中にも「日本人」として、国民を守りたいという意志をもって、ギリギリの戦いをしている人がいるかもしれません。いわば「影の勇者」のような人々がいる可能性を感じるのです。

今、思えば、日本のワクチン接種はだいぶ遅れていました

日本のワクチン接種が他国に比べて遅れている。先進国どころか、世界全体で見ても大きく遅れていると指摘されている。メディアは連日、ワクチン接種率が世界的に見てどん底に近いと報道し続けている。

東洋経済オンライン「ワクチン接種の大混乱に浮かぶ日本の致命的弱点」
2021年5月29日よりう引用

この遅れのおかげで、世界でワクチン接種が先行していたイスラエルやイギリスなどで起こった異変を観察することができました。

もちろん、まともに情報をみていなかった人たちは知りません。無理な人には無理です。

しかし、時間を稼げたおかげで、気づくことができた人も大勢いたはずです。私のように情報を発信する人もいました。結果、ワクチン接種を控える人々も増えたと思います。

日本で、なかなか接種が進まなかった理由については、正直、よく分かりません。ただ、いろいろありますが、見ようによっては、心ある一部の官僚のおかげかもしれませんし、世の中、捨てたもんじゃないかもしれないと思うのです。


しかし、この騒ぎはまだまだ続きそうです。

米ファイザーは17日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が2024年まで収束しない可能性があるという見方を示した。

ロイター「再送-ファイザー、パンデミック23年も継続と予測 乳幼児の3回接種試験へ」
2021年12月18日より引用

この人たちが言っているのは、予想や展望ではなく、計画である可能性があります。いやですね・・・。

けれども、見ようによっては、その分、次の大きな問題とも考えられる食料危機まで、少し時間が残されている可能性もあります。多少、準備の期間があるかも!?

そうだっ!それだけ時間があるのなら、じっくり準備できるじゃないか!

まぁ、「見ようによっては」の話です。

ただ、「見ようによっては」で世の中が違って見えるのなら、それはそれでよくないです?

本当のことなんて、なかなか分かりません。事実や真実を知ることは大事です。その努力を怠ってはなりません。けれども、知らないこともあるなかで、一方的に落胆するのももったいないです。

意外とあちこちに「影の勇者」がいるかもしれない、そう思った方が楽しいですし、これもひとつの「茶番」の楽しみ方ではないでしょうか。


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