財務省「厚労省いい加減にしろよ?」
日本国政府といっても、一枚岩ではありません。
縦割り行政などという言葉があります。ひとつの事案について、複数の官庁が関わっていたりすると、いろいろとややこしいわけです。
新型コロナウイルスやワクチンに関しては、これまで基本的には、厚生労働省がリードしてきました。したがって、この病に関する情報の多くは、厚生労働省から発信されています。
で、その厚生労働省、おかしくない?という話は、以前にも整理させていただいたとおりです。
ところが最近、財務省が怒り始めているという話を聞いていました。湯水のように税金を使って、ワクチン政策を推し進めるので、「厚労省、お前らいい加減にしろ」ということになっているというのです。
本当かな・・・?
しばらく放っていました。しかし、ここにきて、その話はどうやら本当のような気がしてきています。
こちらは2022年11月7日付の財務省の資料です。
ちょっとみにくいかもしれないので、もしご興味がある方は、直接、PDFファイルをご覧いただければと思います。
ポイントは、直近の新型コロナウイルスの危険性については、従来の季節性インフルエンザよりも低く、それを踏まえたうえで政策を再検討するべきではないかということです。
具体的な数値として示されているのは、例えば、60歳未満の季節性インフルエンザの重症化率が、0.03%だったのに対して、新型コロナウイルス・第7波のそれは、0.01%です。死亡率についても、インフルエンザが0.01%であるのに対して、新型コロナウイルスは0.004%というデータが示されています。
いずれも新型コロナウイルスの危険度は、季節性インフルエンザよりも低いことを意味しています。この傾向は、60歳以上についても共通していえることです。
要は、この程度のウイルスについて、危険だと煽り立てて、湯水のように金を使っている厚労省に対して、財務省から「お前ら、いい加減にしろよ?」というイチャモンがついたということでしょうか。
この手の記事を書くと、よく以下のような注意書きがされます。
しかし、公的機関である財務省が「こんなの大した病気じゃねえぞ」と言っている場合、それをどう解釈せよというのでしょう。
正直、こういう注意書きも、ITの言論プラットフォームとしては、みっともないからやめた方がいいと思いますが、まぁ、その話は置いておきます。
いずれにせよ、日本国政府内でも、ガチャガチャやっていそうです。一枚岩ではなくなってきて、メディアのスタンスも徐々に変わってきているように思います。
その結果、これまでのように、厚生労働省を中心とした日本国政府のウソを見抜けないようでは、思考トレーニングが足りてませんよ?という記事まで出始めました。
これまでワクチンを打ってしまって、未だに新型コロナウイルスが怖いモノだと信じ、政府やマスコミが言っていることには間違いがないと思っている方たちは、思考トレーニングしているでしょうか?
もっと言います。
ここ最近、政府やマスコミは、ワクチンなどの問題を巡って、彼らとは違う見解を披露する人たちに対して、「陰謀論者」のレッテル貼りをしてきました。もちろん、彼らには問題があります。騙す方が悪いに決まっています。
一方で、そうした彼らの姿勢を許してきたのは、そのような思考トレーニングが足りていない大勢の人々であることも事実です。本来、本当のことを言っている人たちに対して、安易に「陰謀論者」だなんてレッテル貼りをする政府やマスコミを許してはいけないのです。
「私たちは騙されてたんだ」などという言い訳も通じません。言い訳をする暇があったら、もっともっと真剣に現実と向き合うべきです。「陰謀論」とされてきたものについてだって、真面目に調べていく必要があります。
ウクライナの問題も簡単に騙されすぎです。アメリカの選挙にしたって、真面目に調べればおかしいことが分かるはずです。今は、ブラジルの選挙が大変なことになっています。当然、日本の問題だって、厳しく見つめ直す必要があります。
物価高?円安?給料が上がらない?生活が苦しい?
これらも全て、勉強しない大勢の人々が、そういう仕組みを許しているに過ぎません。でもまぁ、そのあたりの問題は、直接的に命に関わる問題ではないので、多少、猶予があるかもしれません。
しかし、ウイルスやワクチンの話は、命が関わっているわけですから、せめてそれくらいは真剣に考えてもらわないと困ります。問題のレベルで言ったら、超初級編です。これを楽勝でクリアできなかったら、次以降の問題なんて、とてもじゃないですが克服できるわけがありません。
めいこさんが、クラウス・シュワブを知らない人が大勢いるとビックリしていました。
たしかに、そんなことも知らぬまま、マスコミが「陰謀論」なんてレッテル貼りをしている記事を熱心に読むなんて、バカげています。
どうか「騙されてた」では済まさず、その先にある自分たちの課題について、気付いていただきたいものです。