情報公開こそがワクチン接種につながる
本来、コロナ撲滅に向けて必要なものは、治療薬です。けっしてワクチンではありません。治療薬さえあれば、病は治ってしまうわけですから、ワクチンは必要ないのです。したがって、コロナ撲滅に向けて、本来、しなければならないことはイベルメクチンのように安全性が高く、世界各地で有効性が確認されている薬剤を試してみることです。
しかし、現実はそうなっていません。
今、世界中で新型コロナウイルスのワクチン接種が進められています。このワクチンは、特例で承認されているだけであり、十分な安全性と効率性が証明されているわけではありません。
まず、これが大前提です。
それにもかかわらず、日本があえてワクチン接種を進めているのは、世界中がワクチン一色に染まっている中、日本だけが治療薬を認めるようなことはできないということでしょう。治療薬を認めてしまったら、ワクチンを打てなくなるからです。したがって、正式に新型コロナウイルスの治療薬が認められることはないと思われます。イベルメクチンについて、科学的な根拠が足りないというのは、ワクチン接種を進めるための方便でしょう。
さて、そんなわけで、私たちの前には、コロナ禍解決のための唯一の手段としてワクチンが提示されているわけです。ただし、唯一の手段とはいえ、安全性が確認されていない以上、私たちにはこれを使うかどうか慎重に見極める必要があります。
そして実際、ワクチンの危険性を示す報告や報道がなされてきています。こちらは、ドイツでの状況をまとめて警鐘を鳴らす動画です。
これまでのあらゆるワクチンに比べて、今回の新型コロナウイルスのワクチンがずば抜けてトラブル(死亡者数)が多いことが示されています。統計的に明らかに異常であると言えるでしょう。
そしてワクチン接種が始まった日本でも、徐々にワクチンの危険性に関する報道がなされ始めました。
死亡例は7日までに報告されたものを集計した。同日までに約438万回の接種が行われており、死亡例の累計は39人となった。
一方、2日までに、国際基準に基づくアナフィラキシーと判断されたケースは計107件。約382万回の接種が行われており、接種10万回あたりの発生頻度は約2・8件となった。
※読売新聞オンライン「ワクチン接種後、新たに20~90代の男女20人死亡…累計39人に」2021年5月13日より引用
このように徐々にワクチンの副反応に関する情報が出てきてくれれば、それが安全なのか危険なのか、危険だとしてどのようなことが考えられるのか、私たちはある程度判断することができるようになります。歓迎すべきことです。しかし一方で、逆に情報統制をかけるような動きも出始めています。
ワクチン接種が本格化し、報告事例が相当数に及ぶことが想定されることや、各都道府県での公表の取り扱いが統一されておらず、本来、国において統計的に扱うものだとして今後は公表は控えるとしています。
※NHK News Web「ワクチン副反応疑いで1人死亡」2021年5月13日より引用
今後は、ワクチンの副反応によって死亡したと考えられる事例があったとしても、簡単には公開されないということになります(少なくとも国に一元化されていく)。こうした情報の一元化は、情報操作の危険性を増します。ひとつの事象でも、いろいろなかたちで情報が公表されてこそ、私たちは多角的にそれを見て、判断することができるようになります。しかし、それを許さないと言っているわけです。戦時の大本営発表のようなものです。
さらに問題があります。今のところワクチンの問題については、ほとんど短期的な影響しか取り上げられていません。しかし本来、ワクチンの影響は年単位で検証されなければならず、当然、今回のワクチンについても中長期的な安全性が確認されなければなりません。しかし、今のところそれが皆無なのです。むしろ、中長期的な影響については大変恐ろしい指摘(元ゲイツ財団のボッシュ博士のコメント)すらある状況です。
つまり、今回のワクチンは、人間が本来持っている自然の免疫機能を奪ってしまうという指摘です。仮にこれが本当だとしたら、ワクチンを打った人々は、新型コロナウイルスとは関係のない要因で、バタバタと亡くなっていくことになります。自然免疫が機能しないということは、簡単に言ってしまえば、死因は「何でもアリ」の状態になるわけです。そうなると危惧されるのは、例えば、ワクチン接種から3年後に肺炎で亡くなったということ場合、仮にその原因がワクチンにあったとしても、それはカウントされないということになるのです。
これが本当に起こるかどうかは分かりません。しかし本来、ワクチンの安全性を確認するということは、そのような中長期的な追跡調査までをも行うということです。逆に、そこまでの検証がなされたうえで、安全性が証明されれば、ワクチンを接種する人も増えるはずです。
ワクチンを打てばマスクが要らなくなるだの、ワクチンパスポートを発行すべきだの、ワクチンを打てばすべて解決するかのような安易なメッセージ発信を政府・マスコミは厳に慎むべきです。
まだまだ、はっきりしないことだらけです。今は、まだワクチンですべて解決するなどと言い切れる段階にはありません。また、情報を都合よく切り取って、大衆を特定の方向に誘導しようとする行為は、健全な民主主義国家のすべきことではありません。情報が統制されたうえでの、そのような圧力はかえってワクチンへの疑念を抱かせるだけです。
ワクチン接種を進めようとされている方々には、ワクチンの安全性を示すため、より積極的な情報公開と地道な追跡調査を行っていただくことを切に願います。