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籾殻燻炭を自作してみた
ウクライナに関する報道、だいぶ活発になってきました・・・が、正直どうでもいいですかね?
めいこさんも、そうおっしゃっています。
ということで、40分もしゃべっちゃったけど、それが私がロシアとウクライナについて考えるということで、最終的に・・・なんていうか、そんなことよりもっと大事なこといっぱいあるよ。ロシアとウクライナとか、勝手にしろって感じ、ほんと。勝手にしてくださーいっていうね。
やらなきゃいけないこと、いっぱいあります、ほかに。てか、やった方がいいことが、ほかにいっぱいある。
ですよねー?
まぁ、人の問題意識はそれぞれあっていいです。今のウクライナのこと、詳しく知りたい方は、まず上のめいこさんの40分の動画を通して見られたらいかがでしょうか。いろいろ勉強になります。
ただどちらにしても、私たちにできることは、そんなにたくさんはありません。まずは、できることをコツコツと・・・です。
ということで、私は、燻炭づくりのお手伝いをさせていただきました。
土壌改良は、耕作に不向きな土地の改善や、生産性が落ちてきた圃場を回復させる目的で行います。例えば「土地酸性度の改善」「団粒構造の形成」「排水性の改善」などを行うことで、土壌微生物を活性化させ病害虫を発生しにくくするなどの効果を狙っています。土壌改良資材としては、腐葉土をはじめとした有機肥料や苦土石灰がよく知られています。これらと同様に古くから使われていたものに籾殻を炭にした籾殻くん炭があります。もともと稲作が盛んな地域の農地で使われており、使い方さえ間違わなければメリットが大きい資材で、自作することも比較的容易です。
「籾殻くん炭とは?土壌改良資材としての効果と作り方、使用方法」より引用
燻炭は、耕作地の土壌改良に使われるもので、こちらの記事によると「自作することも比較的容易」と書いてあります。
いやいやいや・・・私からしたら、完全に自作不可です。こんなのサラリと書かれてしまうと、ド素人・竹内はフリーズしてしまいます。
けれども、今回はお手伝いを通じて、籾殻燻炭作りを体験させていただきました。
まずは、こうしたドラム缶を用意します。
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次に、これは何と言うのでしょう・・・。ごめんなさい。私の語彙力では何とも言えないのですが、こうした穴の開いた円錐状の入れ物に藁を詰めます。
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結構、いっぱいになるまで詰めるであります。
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いっぱいいっぱい藁を詰めたら、その中心部に新聞紙を入れます。
※メディアとしては役立たずの新聞が、珍しく役に立つやつですっ!
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新聞紙を詰め終えたら、その円錐状の入れ物をひっくり返して、ドラム缶の中に入れます。
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ひっくり返したら、中心部に入れた新聞紙が見えるように、少し引っ張り出します。
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ここまでできたら、この周りに籾殻を入れていきます。
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籾殻は、去年のうちに精米所から入手しておくのだそうです。藁もとっておかないといけなかったり、こういう下準備もかなり大事です。
籾殻がある程度溜まってきたら、新聞紙に火をつけます。
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着火したら、円錐状の入れ物の上部分に煙突をセットします。
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すると、モクモク・・・と煙が上がってきます。これで燻炭作りがスタートです。
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ちなみに、このドラム缶の下には、周りに熱が伝わって火事などを起こさないように、敷物がしいてあります。
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こういうところ、しっかりしないといけませんね。私みたいなのが、にわか知識でやると大事故を起こしそうなので、本当に注意しなければいけません。
2時間くらい経過すると、だいぶ煙突の周りが黒くなってきます。
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かき混ぜてみると、結構、下の方にも黒くなっている籾殻があるのが分かります。
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ここで、さらに籾殻を投入します。
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それからさらに2時間後・・・どうなったかな?
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中を覗いてみると・・・
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見事に燻炭ができあがっていましたっ!
燻炭のできあがりを確認したうえで、消火です。
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ここでは、水を入れていますが、さらにこの上に蓋をして、酸素が入らないようにして消火をすることもあるそうです。
ということで・・・
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ジャジャーン♪
籾殻燻炭のできあがりぃぃぃ!!
ド素人・竹内、籾殻燻炭作りに立ち会いました(立ち会っただけかい!)。
いやぁ、これが自作するのが「比較的容易」とされてしまう世界・・・本当に大変です。でもま、農業というのは、そういう世界なんですね。
ともあれ、まだ暖かくなるまでの間、もう少しこうした燻炭作りや腐葉土作りの作業になりそうです。
ウクライナのような世界情勢も重要ですが、まずはできるところから、こんな感じで、できることをコツコツ進めておくことも大事ではないかと思うのでした。