ワクチンパスポートのパブコメ
ワクチンパスポートに関して、政府が検討を進めています。既に記事にも書いた通りです。
このワクチンパスポートについては、意見募集(パブリックコメント)が出ていたので、一応、私なりにできることをしようということで、以下の文面を出してみました。
2つあったのですが、まずひとつめがこちらです。字数制限、2000字に合わせて書きました(提出したテキストは太字処理していません)。
本省令案については、以下の理由により反対いたします。
一、予防接種の予防効果が十分でない
現在、予防接種は「発症予防効果」が認められているのみで、「感染予防効果」が認められているわけではない。
予防接種が、他者への感染予防を担保していない以上、その接種者に対して証明書を発行し、制限措置を緩和するということ自体、論理的に矛盾している。むしろ、予防接種をした無症状感染者の制限措置解除により、感染が広まり、事態を悪化させる可能性すらあることを考えれば、証明書の発行は適切ではない。
一、複数の変異種が出ている現状にそぐわない
既に複数のウイルス変異株が出ている。これらに対して、予防接種がどれだけの効果を発揮しているのかは、いまだはっきりしていない。
予防接種の成功例だったイギリスやイスラエルでも、変異株による感染拡大が起こっており、多くの予防接種者への感染も確認されているところである。
その意味で、予防接種者は、その恩恵(有効率95%等)に与る存在ではなくなっている。
今後、さらなる変異株が出現・拡散するであろう可能性まで考えると、予防接種者がウイルスから守られているというのは、事実上、虚構となる。そのような曖昧な効果しか期待できない予防接種に対して、行政が証明書を発行することは、かえって国民生活に混乱を招くことになる。
一、ワクチンが正式に承認されていない
現在、製造・販売されているワクチンは、いまだ実験中で観察期間が続いているものであり、国際的にも一般的な過程を経て承認されているものではない。日本においても特例承認を受けてはいるものの、これまでの他のワクチンと同程度の期間やプロセスをもって、承認されているわけではない。
国民生活にも多大な影響を及ぼしうる予防接種証明書を、行政として発行するにあたっては、せめてこれまでの他のワクチンと同程度の期間とプロセスを経て、有効性と安全性が担保された予防接種を対象にすべきである。
一、予防接種の中長期的影響の確認が終わっていない
現在、製造・販売されているワクチンについては、中長期的な影響についての検証が終わっていない。米国医師・外科医師協会の元会長であるリー・メリット医師は、SARSのmRNAワクチンが、過去の動物実験において、抗体依存性感染増強(ADE)ですべての動物を死なせたという証言をしている。米国・テキサス州上院でも、COVID-19ワクチンの動物実験が死亡し続けたために中止されたという証言がある。
中長期的な視点において、こうしたネガティブな材料がある以上、政府はこれに対してきわめて慎重に臨むべきであり、予防接種証明書の導入は、その中長期的な有効性と安全性についての検証を終えた後に、検討されるべきである。
一、予防接種を受けない者への差別・偏見や経済的不公平を生む
予防接種はあくまでも国民の自由意思に委ねられるものであり、そこに差別や偏見、経済的不公平が生まれるようなことがあってはならない。
既に日本経済団体連合会の提言の中には、予防接種証明書により、「各種割引・特典の付与」、「国内移動、ツアーでの活用」、「優先入場」、「活動制限の緩和」などの利用例が挙げられており、これらが「差別・偏見及び経済的不公平」を助長するものと懸念される。
一、陰性証明などの代替案がある
他国が予防接種証明書を導入し、活用している場合でも、わが国はわが国としての立場を明確にし、その理由を丁寧に説明することを通じて、国際社会における円滑な人流・物流を確保すべきである。
入国先の相手国等が制限措置の緩和を判断する上で、何らかの証明書が必要ということであれば、例えばウイルス感染に係る陰性証明書を発行するなどの代替案を取ることが可能である。
一、イベルメクチンなど予防・治療薬への取り組みが不十分
政府の新型コロナウイルス感染症の対策は、予防接種偏重となっており、イベルメクチンなど、既に安全性が確認されている薬剤に対する取り組みが極めて不十分である。
イベルメクチンは、海外でも多くの国でその効果が認められている。特にインドでは、州毎のイベルメクチン投与・非投与によって、その有効性についても、統計学的にかなり有意なデータが得られている。これ以上ない大規模データである。
それにも関わらず、薬剤投与とその効果の因果関係が認められず、「エビデンスが不足している」という理由で、その積極利用を拒み続けている政府の姿勢は、科学軽視であり、多くの国民の命を切り捨てているという誹りを免れない。
国民の命を最優先に考えるのであれば、予防接種証明書の導入よりも前に、統計学的に有意なデータから両者の相関関係を認め、総合政策学的観点から、イベルメクチンのような予防薬・治療薬を積極利用するための法整備を急ぐべきである。
政府向けの文書なので、ちょっとややこしい書き方をしたかもしれません。要は、こんな感じです。
1.ワクチンは発症予防効果はあっても、感染予防効果は認められていないんだから、ワクチンパスポートなんて意味なくない?
2.今のワクチンは変異に効いてないって話、あちこちに出てるよね?イギリスやイスラエル、変異株で失敗してるよ?それでワクチンパスポートって意味あるの?
3.ワクチンってまだ治験中だよね?治験も終わってないワクチンに、政府が証明書出すっておかしいんじゃない?
4.ワクチンの中長期的な影響は大丈夫?動物実験でとんでもない結果出てるって証言もあるけど、そういうの無視していけるん?
5.ワクチン接種しない人の差別やら偏見やら、経済的不公平の問題とか大丈夫なん?経団連とか、変なこと言ってるけど?
6.国際的ルールの問題で、どうしても何かなきゃいけないっていうのなら、陰性証明書とかでよくね?ワクチンパスポートである必要性はないよね?
7.てか、ワクチンとかじゃなくて、さっさとイベルメクチン使いなよ。国民の命とか、本当はどうでもいいと思っているのなら、ワクチンパスポート推しも分かるけど、そうじゃないんでしょ?
かなりザックリですが、大体こんな感じです。
もうひとつ、500文字の方は、以下のようなコメントを提出しました。
本改正については、以下の理由により反対いたします。
一、現在、予防接種の予防効果としては、「発症予防効果」が認められているだけで、「感染予防効果」が認められているわけではない。
一、既に複数のウイルス変異株が出ていることは周知の事実であるが、これらに対して、予防接種がどれだけの効果を発揮しているのかは、いまだはっきりしていない。
一、現在、製造・販売されているワクチンは、いまだ観察期間にあるものであり、一般的な過程を経て承認されているものではない。
一、現在、製造・販売されているワクチンについては、中長期的な影響についての検証が終わっていない。
一、予防接種はあくまでも国民の自由意思に委ねられるものであり、そこに差別や偏見、経済的不公平が生まれるようなことがあってはならないが、それが担保されていない。
一、国際的な観点から、何らかの証明書が必要ということであれば、ウイルス感染に係る陰性証明書を発行するなどの代替案を取ることが可能である。
一、予防接種証明書の導入よりも前に、イベルメクチンのような予防薬・治療薬を積極利用するための法整備を急ぐべきである。
基本的には、2000文字バージョンと同じような内容になっています。
ひとまず私なりにできることをいたしました。こういう動きは、なかなか止まるものではないかもしれませんが、何もせずに諦めるわけにもいきません。
記事の最後に、朗報。既にご存じの方も多いと思いますが、日本で興和がイベルメクチンの実験を開始するとの報道がありました。
医薬品大手の興和(名古屋市)は1日、抗寄生虫薬のイベルメクチンが、新型コロナウイルス感染症の治療に効果があるかを検証する臨床試験を始めると発表した。早ければ年内にも結果をまとめて、薬事承認を申請したい考えだ。これまでも国内外で臨床試験がなされ、治療にも使われているが、有効性に対する専門家の評価は割れていた。
※毎日新聞「コロナ治療に有効か イベルメクチンの臨床試験を開始 興和」2021年7月1日より引用
それにしても、「有効性に対する専門家の評価は割れていた」とありますが、これに反対している専門家って、ただ単にコロナワクチン利権に魂売って、大嘘垂れ流している似非専門家なのでは?などと勘ぐってしまいます。
さておき、とにかく歓迎すべき動きです。
ところで、たびたびワクチンをつかまえて「ゲームチェンジャー」などと表現されているのを目にしていました。
会合に出席した下村博文政調会長は、ワクチンについて「感染対策の切り札であり、国民にとって非常に関心が高い」と述べ、河野太郎ワクチン担当相ら政府を支えることを強調した。鴨下氏は25日夜のBS日テレ番組で、局面を一変させる「ゲームチェンジャー」と表現し、期待感を示した。
※産経新聞「ワクチンに「ゲームチェンジャー」の役割期待 自民ワクチンPT始動」2021年1月26日より引用
「ゲームチェンジャー」とは、これまでの局面を根本からガラリと変えてしまうという意味で使われるわけですが、正直、アホかと思ってみてました。ごめんなさい、ちょっと口は悪いですが、このカタカナでカッコつけた感じの言い方も癪に触っていました。ワクチンなど、「ゲームチェンジャー」でも何でもありません。この類の言葉遊び、個人的には、ただのプロパガンダだと思っています。
本当の意味で、「ゲームチェンジャー」があるとしたら、イベルメクチンこそがまさにそれです。
・安い!(手に入れやすい!)
・経口薬!(患者が自分でいつでも使える!)
・予防にも、治療にも!
・副作用?(すごい実績あるんですけど?)
今までの新型コロナウイルスへの対策が、根底からガラリと変わる可能性があります。期待を込めて、見守っていきたいと思います。