病気が怖くて打つならしゃーない
新型コロナウイルスの状況、だいぶ収まってきたように思います。
井上貴博アナウンサーが「検査陽性者の人数6人です。下がり切ったと思っていたところでさらに下がりました。陽性率も極めて低い水準です」と報じた上で「一方で心の病、経済のダメージというところで考えますと、去年1年間の自殺者の人数というのは2万1000人ほど。これは前の年よりも増えました。病気で亡くなる命もあれば、経済で亡くなる命もあるというのは、これは当然のこと。ですから、新型コロナウイルスに関して、悲観的な予測ばかりに縛られない、支配されないことが大切だと今さら遅すぎて恐縮ですが、私は考えています」と続けた。
※Yahoo! JAPAN ニュース「東京の新規感染者数6人に井上貴博アナ「悲観的な予測ばかりに縛られない、支配されないことが大切」」2021年11月22日より引用
元々、そんな大した死亡率でもなかったようにも思いますが、それを煽りに煽っていたマスコミから、こんなコメントがポロリと出るようになったようです。
「悲観的な予測ばかりに縛られない、支配されないことが大切」など、マスコミの人から言われると、「どの口が言うんだ?」とツッコみたくもなりますが、それはちょっと横に置いておきます。
実際、感染者数をみると、もうほぼ横ばい状態です。
もう安心ですね?みんな、よかったね?!これならもう大丈夫でしょう♪
よく食べて、よく寝て、生活習慣に気をつけながら、免疫力が下がらないように注意ししつつ、元気に外に出て遊ぼうよ!
・・・なーんて、そうは問屋が卸さねぇぞっと。
コミックマーケット準備会は11月12日、「コミックマーケット99」(コミケット、12月30~31日)を東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で中止・延期を余儀なくされていたことから、2年ぶりの開催となる。国のイベント開催の基準に基づき、入場者数を5万5000人に制限する他、入場には新型コロナワクチンの接種証明やPCR検査の陰性証明などが必要だという。
※IT media ビジネスオンライン「コミックマーケット、年末に2年ぶりに開催へ 5万5000人規模、接種証明や陰性証明が必要」2021年11月15日より引用
私も行ったことがありますが、コミケ、楽しみにしている人たち、たくさんいると思います。とくに最近は、コロナ禍の影響で中止や延期が続いていたので、いつも以上に心待ちにしている人も多いのではないでしょうか。
そんななか、接種や陰性証明を求める検査パッケージ(ほぼワクチンパスポートと同義)の導入が発表されました。
この貴重な機会、どうしても逃したくないと考える人は、この参加条件をクリアするためにワクチンの接種を本気で検討することでしょう。
しかし、冒頭で述べたように、今のように落ち着いた感染状況のなか、それがどの程度の意味があるのかは甚だ疑問です。
いや、疑問を解くカギがあります。
「接種証明書がないとサービスを受けられないとか、接種を受けない人の生活を不便にするのさ。彼らが打たざるをえない状況になるまで」
「未接種の人が何もできなくなるようにして、接種済みの人は何でもできるようにすれば、『ヤバい、やっぱり私にも打って!』となる」
コレが本当ならば、何も不思議なことはありません。実際に新型コロナウイルスの脅威がどうとかはどうでもいいのです。
接種を受けない人の生活をトコトン不便にして、接種済みの人は何でもできるようにしてあげれば、自ずとみんながワクチンを打つようになるという目論みです。
コミケ、まさにこの型にハマっているように思うのは、私だけでしょうか。あまりにテンプレすぎて、ツッコまざるを得ませんでした。
正直、病気が怖くて、それを予防したい!という思いから、ワクチンを打とうとする方は、それはもう打たれればいいのではないかと思っています。
私自身、ワクチンの有効性についても、安全性についても、極めて否定的に考えていますが、物事を判断できる大人が、どのような意思決定をするのかについて、さほど立ち入ろうとは思いません。
ただ、そうではなく、病気とは全く関係のない理由で、ワクチンを求めるというのは、ちょっと待ってみようか?と思うのです。
まぁ、そういうのとは全く別の理由で、喜んで打っている人もいるようですが・・・。
僕、大好きなんで、こういうの。喜んで打ってますよ。
やばい、こんなすごい最先端テクノロジーをただで受けられるって、すげぇって思って、人類の叡智だなって思って、僕、未来のことしか考えてないから、これを打つことによって、僕が科学の進歩に寄与してるなって。
さぁ、ツッコみたい人は、ツッコみたいだけツッコんでください。
私は、ここまでにしておきますっ! (`・ω・´)ゞ