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都合がよすぎる宇宙の話

たまに宇宙の話を取り上げています。ただこれ、知的好奇心が赴くままに科学の話をしているつもりはありません実学として、宇宙のことを考える必要があると思っているから、テーマとして取り上げています

そうでなかったら、こんな記事だって書きません。

地球のため、人類のためのお勤めを一所懸命しているというのなら、それはそれでご苦労様です。
しかし、「神人」の立場が社長だとしたら、「彼ら」・「世界の指導者」などというのは専務みたいなものです。そこそこ偉いのでしょうが、けっしてこの宇宙のトップではありません

「噛みつく相手、間違えなさんなよ?

この「世界の指導者」を自負する人とされる人のメッセージを読んで、そんなことを思うのでした。

「宇宙を背負って生きようぜ」より引用

仮に「世界の指導者」なんていうのがいて、そういう人たちが、地球の支配者にでもなったらどうでしょう。私たちが被支配者層として、彼らに飼われるような世界はくるのでしょうか。

少なくとも、かつては陰謀論として片付けられていたような、新世界秩序世界共産化の流れについては、目を背けることができなくなってきました。そうした話を陰謀論として切り捨てる人たちがいてもいいですが、今や、そんな人たちの相手をするのももったいないくらい、状況は切迫してきていると思います。

目を背けてはいけないのです。きちんと現実を直視しましょう。何事についても、ちゃんと受け入れていく必要があります。

そして、きちんと現実を直視するということは、科学の分野で未知とされる事柄についても、ちゃんと受けれていく必要があるということになります。

宇宙のテーマを取り上げるのは、そういう意図があります。そして、そのことで私たちに活路が開けるのではないかとも思っています。

で、今日、紹介したいのがこちらの動画です。

動画を通して語られるのは、この宇宙と生命の誕生が、あまりに奇跡的すぎるということです。

そのことが、どれだけ奇跡的かについて、ここでは物理定数が取り上げられています。

物理法則は何によって成り立っているかというと、それは物理定数のおかげだ。物理定数とはかなり簡単にいうと、物理の公式についている数字の変わらない係数のことだ。そしてこの物理定数はこの世界では絶対に変化しない。いわば世界を決めている数値と言っても過言ではない。
(中略)
例えば原子の陽子と中性子をくっつけておく力、「核力」を今より1%でも強くさせたら、水素が別の物質へ変化し、「水」が存在しなくなる
逆にこの核力をほんの少しでも弱くすると、水素は核融合ができなくなる。すると太陽は水素の核融合で熱を発しているから、地球は一生暗く、生命も生まれない
(中略)
物理定数が今の値と少しでも違っていたら、今の安定な元素、恒星、惑星、生活圏は破滅することが分かったんだ。

この宇宙の物理法則を決める物理定数が、ほんのわずかでも違っていたら、人間は存在できていなかったというのです。

宇宙がこんな奇跡的な状態である理由について、動画では、以下の2つの説を紹介しています。

1.神がいるから
が人間が誕生できるよう、物理定数を設定してくれて、誕生条件を整えてくれたという考え方。
2.人間原理
パラレルワールドのように、実は宇宙は他にもたくさん存在するが、私たちは、人間が存在するこの宇宙しか知ることはできない。だからこの宇宙で人間が誕生したのは必然であるとする考え方。

それぞれの説については、動画で詳しく述べられているので、ご興味のある方は、是非、直接動画をご覧ください

私の立場としては、「1」と「2」、両方とも正しいというものです。いいとこどりで、ずるいかもしれませんが、これは切り口の問題であり、どちらが真かというものではないように考えます。

まず、「1.神様がいるから」という場合、その神様とは、いわゆる宗教で言われるような神様ではなく、集合的無意識とか、ひとりひとりがそれに繋がっているとか、その類のものでしょう。

この時の他者というのは、そこらにいる隣人ということではないと思われます。精神世界における「集合的無意識」に接続している他者とは、全人類でもなく、全生物でもない気がしています。少し大げさかもしれませんが、その他者には、この宇宙に存在する「全生命体」が接続しているように思えてなりません。いいようによっては、宇宙そのものです。

「集合的無意識と悟り」より引用

ひとりひとりが、それに繋がっていて、きちんとそのことを理解できれば人間自体が「神様」になることもできると思います。

2.人間原理」というのは、ほかにも無数の宇宙があるという考え方に基づいています。動画にも言及されている、多世界解釈論超ひも理論などによれば、この宇宙以外にも無数の宇宙がある可能性を否定することはできません。

他の4次元世界とも交差(相互作用・干渉)してしまうようなグチャグチャな4次元世界では、幽霊が頻発するとか、みんなが超能力みたいなものを使いまくって崩壊しちゃうとか、タイムトラベルが横行してて「親殺しのパラドックス」で消滅しちゃうとか・・・とにかくそういうグチャグチャなことが起こっているかもしれません。グチャグチャなので、現れては消えてを繰り返すような不安定なものとも考えられます。
もしかしたら、私たちがみている「夢」や「妄想」の世界は、そういう類のものである可能性すらあります。「夢」や「妄想」は、単なる精神活動ではなく、実際に別の4次元世界(宇宙)を生み出し、その後すぐに消滅しているだけのものかもしれません。

「この美しい「4次元世界」」より引用

無数に宇宙があるなか、たまたま、私たちが普段住んでいる「この宇宙」は、物理定数がしっかりしていて、安定しているだけかもしれません。このほかに存在する無数の宇宙は、ものすごく脆く誕生と消失を繰り返している可能性だってあるわけです。

もちろん、真実はよく分かりません。よく分かりませんが、よく分からない現実こそが、直視すべき対象なのです。そして、そうであるならば、それはそれとして受け入れたうえで、それがどうしてそうなのかを考える必要があります。

そこにどのような解釈を挟むかは、各個人の自由です。いろいろあって、いいと思います。

ただ私は、せっかくならば、私たちが生きる世界の未来に対して、希望がもてる解釈を挟んでいきたいと思っています。

そんな解釈をしながら、この世界を生きていくことで、私たちにとっての活路は開けていくかもしれません。

唯物論的な思想によって、世界を支配しようとしている人々がいるとしたら、それは大変都合が悪いことです。彼らは、物質世界のルールこそが絶対であると信じ込ませ、そのなかで事を運びたいと考えていると言われているからです。
けれども、それを超越したルールに気づかれてしまったら、ゲームが変わってしまいます。それまで強者だった彼らも、そのルールを熟知し、それを使いこなせる人々が出現してしまったら、その地位を追われてしまうかもしれません。それは彼らにとって、大変困ることになるでしょう。

「ルールを制する者が全てを制す」より引用

私からしてみたら、唯物論的思想の人々によって、この世界が支配されるなんて、まったく信じられません宇宙のルールは、そんな簡単に目に見えるようにはできていないと思うのです。

なので私は、宇宙の話実学として捉え、自分がいただいている命を、そんな宇宙のルール確認するために使ってみたいと思うのでした。


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