狭き門をくぐった人たち
超難関試験を合格した人に、なんて声を掛けるでしょうか。
「おめでとー!」
それしかないです。ご本人も嬉しいでしょうし、それが自分だったら、喜びを噛みしめたいと思うことでしょう。
先日、とある機会があって、東京駅の丸の内近辺を車でウロウロしていました。とても立派な場所です。立っているビルは、どれも貫禄がありますし、目に入ってくる看板も、日本を代表する会社や組織のものばかりです。
そこに出入りする人々は、いろいろな超難関試験を突破したエリートたちなのだと思います。きっと彼らは周りから祝福されて、ここに通うようになったのではないかと勝手に想像したりもしました。
でもですよ・・・本当に大事なものって何?って話です。
「命あっての物種」などという言葉もありますが、命があってなんぼです。
コロナはIQテストだなんて言い方をする人もいます。たしかに、何かしらの試験であるという言い方はできるかもしれません。
例えば、ワクチン。
命にかかわる問題です。ワクチンの危険性に気づかないで、呑気に注射針を刺されるために腕を差し出している人、多分、この試験には不合格です。仮に打ってしまった人は、3回目の追試で挽回を目指すといいと思います。
※ワクチンの危険性に関する是非については、別の複数の記事で触れていますので、この記事ではいたしません。
一方で、そんな命にかかわる重大な問題に対して、センサーが働いている人が1割程度いるようです。
合格率10%の試験といったら、そこそこに難関ではないでしょうか。ワクチン拒否の意思表明をしている1割の人たちは、今のところ、難関試験を突破した合格者ともいえます。
そして、コレに合格した人たち、ワクチンの危険性に気づいている人たちは、その合格を大いに喜んでいいと思うのです。丸の内で働いているエリートかどうかなんて話よりも、ずっと価値があります。「命あっての物種」です。とても意味のある合格といえます。
ところが、この合格者たち、あちこちで冷遇されているようです。
ワクチンを拒否しているという理由で、周囲から冷たい視線を浴びたり、相手にしてもらえなかったり、陰口を叩かれたり・・・。そんないじめみたいな話に留まらず、解雇されるなどという実害も出そうな状況です。
合格して喜びを分かち合うどころの騒ぎではありません。むしろ、踏んだり蹴ったりです。そんな価値ある合格なのに、誰にも褒められることがないなんて、とても残念ですし、もったいないことです。
また、その合格をひけらかすでもなく、偉ぶるでもなく、社会から受ける向かい風にじっと耐えている合格者の姿をみると、なんだか居たたまれない気持ちにもなります。ほかの人たちの合格を願ったりする姿にも、本当に頭が下がる思いがします。立派すぎですっ!
ということで、そんな合格者の方々には、これくらいのことは言って差し上げたいものです。
「合格者の皆さん、おめでとうございます♪合格された方々は、その合格をとても謙虚に受け止められていることと思います。しかし、胸を張っていいのではないでしょうか。本当に、この合格には価値があると思います。
これからも大変なことが続くでしょうが、この難関を突破された皆さんには、明るい未来があることと信じております。これから先も、力強く生きていきましょう。」
これくらいの祝辞をもらってもいいくらい、この合格には価値があると思うのです。
ただ、きっと試験はこれで終わりではありません。二次試験、三次試験と続くのではないかと思っています。
ちょっと違う話ではありますが、2020年のアメリカ大統領選の折、選挙不正に関する情報について、積極的に発信をされている方が、つい先日、ワクチン接種を受けたという報告をあげていました。さらにワクチンの危険性を指摘する意見に対しては、けちょんけちょんに言っているのを聞いて、ちょっと残念な気がしました。
また別の話ですが、イベルメクチンの有効性について、たくさんの情報発信をされている方が、今の問題に関して製薬業界の利益優先主義という理解まではしているものの、世界の支配構造や人口調整問題といった見方には、かなり否定的でした。そういう方は、ワクチンの問題については、難なくクリアできるかもしれませんが、これから先の問題に関しては、うまく回避できるか分かりません。
私は、今回のが一次試験だとしたら、まだまだあると思っています。そしてどうせなら、その先の試験も全部、さらりと通過していきましょう!と思うのです。
今回のコロナやらワクチンやらの問題。これの合格は、ある意味、狭き門だったと思います。しかし、まだまだ別の問題が控えていると考えていてよい状況です。
コロナやワクチン問題の合格で、浮かれているわけにもいきません。
「勝って兜の緒を締めよ」
今回の合格についてはお互い褒めたたえつつ、そして喜びを分かち合いつつ、さらに次の「狭き門」に向かって、備えていきましょう。