「光の速度」で進化すっかな
天気がいい夜、上を見上げると、そこには星空があります。最近は、そんなにたくさんの星をみることはありませんが、ひとつしか見えないということはありません。いくつかの星々がきらめいています。
そんな星々をみて思うのです。
「あれらの光、ひとつひとつが違う時代のモノなんだなぁ(しみじみ)。」
なんかすごいですよね?
例えば、リゲルとかベテルギウスとかの光が、まだ鎌倉時代や室町時代に放たれたもので、現在、それらを私たちが地球で同時に見ているって、なんだかとても不思議な気分になるのです。
一言でいうとロマン???
それと同時に面白いのが、当の光は(仮に光自体に感情があったとしたら)「え?俺、そんなにすごいことしてたの?俺、今地球に届いただけなんだけど?」みたいになるところです。
それはアレです。浦島効果ってやつのせいです。
光の立場からすると、光速ですっ飛んできているので、時間が止まってしまっています。
私たちのように、光の外側から観測している者たちからは、何百年、何千年と経っているにもかかわらず、光の側からすると時間が止まっているため、一瞬で地球に到達したことになってしまうわけです。
「ん?何百年も経ってたの?そんなの知らねえよ」ってなもんです。
なんか、すごくないですか?このギャップ・・・私たちが日常感じている世界とは違い過ぎる存在です。
けど、その光は、常に私たちの身の回りに溢れています。本当に、私たちはつくづく不思議な世界に生かされているものだと思います。
そんな光に絡めて、私の「心の師匠」でもある仮面ライダーカブト・天道総司は、こんな言葉を残しています。
「進化が光より速い」って、なかなかのパワーワードではないでしょうか。けれども、分からんでもないです。
人間にとって、変わる・変わらないというのは、心の持ち方であり、切り替えであり、それは一瞬のできごとでもあります。グダグダ変わる人もいるかもしれませんが、「よし、こうするっ!!」というのは、一瞬で決められるものです。
その変化がどれだけ大きかろうが、どれだけ激しかろうが、決めてしまったら一瞬です。仮に、それが周りの人からみたら、とてつもなく大変なことであっても関係ありません。
それは例えば、宇宙の果てまでのような膨大な距離であったとしても、当の光からしたら一瞬で移動したと思えてしまう、それくらいのことは起こりうるということなのではないかと思うのです。
そう、要は自分次第なのです。自分次第で、いくらでも世界は変わるということです。
せっかくなので、仮面ライダーカブト・天道総司語録をもうひとつだけ、ご紹介しておきます。
仮面ライダーカブトはですねぇ・・・私は宇宙神であり、人間の未来像だと思っています。
そしてコレ、ちょっとしたコツがあるものの、私たちにもできるはずだと信じています。
人それぞれでしょうから、焦ることはないと思います。どっかで気付いた瞬間、そこから光の速度で変わっていくのかもしれません。私は、人間にはそういう力があるような気がしてなりません。
「光より速い」は、さすがにちょっと難しそうですが、ひらめき、覚醒、気づき、目覚め・・・いろいろな言い方がありますが、その一瞬をとらえて、変わる人が増えてくれるといいなぁと願うばかりです。
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