五輪はとにかく関わらない
私、小学校から高校まで野球をやっていました。社会人になってからも、そこそこに野球を嗜んでいました。プロ野球は、そんなにたくさん見る方ではありませんが、嫌いというわけではなかったです。
でも、最近はほとんどみていません。
とくに大リーグはまったくです。大リーグに関しては、去年(2021年)、失望させられてしまい、それからは意識的に避けるようになってしまいました。
2020年、アメリカ大統領選の大不正疑惑があり、そのうち最も大きな問題となっていた州のひとつにジョージア州がありました。
ご存じの方も多いと思いますが、2020年のアメリカ大統領選挙は、大規模に選挙不正があったと言われています。そのなかには郵便投票や不在者投票などが原因で、亡くなっている方、州外の人、外国人、果てはペットまでが投票していたという話があるほどです。こうした票が数票あったというレベルであれば問題ないですが、このような不正が大規模に行われたために、選挙結果まで変わってしまったという指摘があるのです。
この問題を受けて、ジョージア州では選挙不正を防止するため、IDの厳格化をする法律を定めました。
同法により不在者投票の際に新たな有権者の身元確認が義務付けられるほか、州当局者は地元の選挙管理委員会の役職に就く権限を得る。投票箱の使用は制限され、投票の列に並ぶ有権者に近づいて水や食べ物を与えることは犯罪になる。
2021年3月26日より引用
日本人の感覚からすると、極めて当たり前のことです。身元不明の大量の不在者投票が、送られてきたら大変です。それを防止するために、身元をきちんと確認するということは、何もおかしなことではないと思います。
しかし大リーグは、このジョージア州の決定について、IDを持っていない人を差別しているなどの理由で問題視し、オールスターの開催地をジョージア州から、別の州に移したのです。
スポーツイベントが、このように政治利用されるのを目の当たりにして、(そんなに高くもなかった)私の大リーグに対する関心は、一気に失せてしまいました。
大谷選手など、本当に素晴らしい日本人選手もいます。できれば応援したいという気持ちがあります。しかし、彼らの舞台を用意している人々が、あまりにも酷すぎて、一切、関わりたくないと思うようになってしまったのです。
それから約一年足らず・・・あの国で五輪です。
現在進行形でジェノサイドを進めているような国で、何やってるんだ?なんてことは、ちょっと横に置いておきます。ジェノサイドを横に置いておいたとしても、あのスポーツイベントは利権と政治色にまみれすぎていて、とてもではないですが、見るに堪えません。
感動?舞台設定が酷すぎて、そこまでたどり着かないです。なるべく関わりたくないとしか思いません。
五輪を語るとき、わざわざ冒頭で、こんなことを言えるとっさんはすごいと思います。
冒頭で申し上げたいのは、今、北京五輪で頑張ってるアスリートの方を批判する意図はまったくありません。そしてスポーツが大好きな方、この北京五輪を通じて、スポーツ観戦するのを楽しみにしている方いらっしゃると思います。そういう方に、北京五輪はけしからん五輪だから見ない方がいいよみたいな、無粋なことを言ったりとか、同調圧力をかけるみたいな意図もまったくございません。
私には、こんな「大人なこと」は言えません。
もちろん、五輪を楽しむかどうかは自由です。同調圧力をかけるようなつもりもありません。
ただ、そうやって見る人がいるから、それらが無数に集まって大きな力となり、「元気玉」のような超巨大利権を作り上げてしまっているというのは事実です。
だ・・・大地よ、海よ、そして生きているすべてのみんな。このオラに、ほんのちょっとずつだけ、元気をわけてくれ・・・。
悟空の超大型必殺技である「元気玉」は、無数の「みんな」の力が集まってできたものです。今、五輪の腐敗した力は、そんな「元気玉」と同じような構造で成り立ってしまっています。見る人がいるから、それが大きな力となってしまうのです。
だから当然、そんなのは見ない方がいいに決まっています。
北京冬季五輪で、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長と中国政府との蜜月ぶりが話題になっている。北京市内にはすでにバッハ会長の胸像が立てられた。中国の前副首相に性的関係を強要されたと訴えていた女子テニス・彭帥選手とは、夕食や観戦をともにしながら親密さを増すなど、中国政府の意向に沿ったとみられるパフォーマンスも目立っている。
「バッハ会長「五輪と政治は別」の二枚舌 彭帥選手と談笑、中国はニンマリ」
2022年2月9日より引用
あの独裁国家が、こんなにも巨大装置・力をプロパガンダに使わないわけがありません。なんだかなぁ・・・という気しかしないです。
もちろん、同調圧力のようなものは意図していません。あくまでも、私は関わりたくないということです。しかし、どうしてもネットをうろついていると、目に入ってしまうことがあり、ちょっと迷惑しています(苦笑)。
それにしても、五輪を楽しんでいる方々は、こういうのを見て、何とも思わないのでしょうかね。
今、この動画はことごとく削除されているようです。
動画自体、私は見ました。結構がっつりと後ろから手を伸ばして、前の選手を倒しにいっていました。そりゃ、完全にアウトだから、動画も削除されるのでしょう。
日本に関連して、大きく取り上げられているものもあります。
ソチ五輪スキージャンプ団体銅メダルの竹内択選手が8日、日本テレビ「スッキリ」に出演。7日の北京五輪・スキージャンプ混合団体で、日本の高梨沙羅ら女子5人が規定違反で失格となった件について解説を行った。
竹内選手は、「スーツに対してのルールは抜き打ちで行われる。誰がチェックされるのかは飛んだ後でないとわからない。ランダムチェックです」と解説。さらに「計り方が難しい。計る人によって変わってくる」と説明した。
「ワールドカップで何十試合も戦っているところでそういう失格がなかったのに、いきなりオリンピックで厳しくなった印象」と指摘した。
「高梨沙羅ら女子5人失格「スッキリ」現役選手「陰謀論考えてしまうくらいの数」強豪国多いと」
2022年2月8日より引用
このイベントを楽しみにしていた人たちからすると、こういうことが起こるのは悔しいかもしれません。
しかし、こんなのはあって当たり前です。とくに今回の五輪に関して言えば、何も不思議なことは起きていないと思います。そういう国で開催してしまったのですから・・・。
お隣の国でも問題視されているようです。
分かります・・・分かりますが、遅いです。
「乗るなら飲むな、飲むなら乗るな」(ちがうか?)
とにかく、もう始まっちゃったんです。諦めなくてはいけません。それに力を与えたみんながいるんだから、それはそれでしょうがないです。
それが嫌なら、とにかくなるべく関わらないことです。関わらないことだけが、嫌な気持ちにならないための方法です・・・と、記事にしちゃいました。関わってしまいました。
あーぁ、五輪は関わらないようにしてたのに、関わって記事にしちゃいました。やっちまいました。
ひとつだけ言い訳させてもらうと、五輪関係のニュースが、本当にネット上のあちこちに出てくるんです。避けられなかったんです。関わりたくなかったのに、あっちから寄ってきすぎです!!!
ったく、もうほんと嫌な思いばっかりさせやがって・・・さて、こんなつまんないもの放っておいて、他の楽しいこと探しにいこ!!