見出し画像

自分しかできない仕事をする

最初に言っておきますと・・・私はとんでもなく怠け者です。

大好きなことは、寝ることです。時間があったら、いつまでだって寝ていられる気がします。

10年以上も前ですが、会社を追い出されて、何もしなくなったとき、いわゆる「プータロー」になりました。言っちゃなんですが、天国です(笑)。

朝はいつ起きても良くて、適当に起き上がりたくなったら起きて上がり、その頃ハマッていたアニメなどをぶっ通しでみていました

具体的には「ああっ女神さまっ」や「スクールランブル」、「フルメタルパニック」、「コードギアス」など。それ以外にも特撮モノでは、平成仮面ライダーを「クウガ」から「響」までを延々見続けていました

そのうち、深夜アニメを見るようにもなり、常に最新の深夜アニメを追っかけて、週に20~30タイトル近いアニメを見るようになっていました。正直、それだけの量のアニメをみてると「ん?前の話どんなんだっけ?コイツ誰だっけ?」状態でしたが、もうそれくらいどっぷりとハマっていたわけです。

で、そんなの見てるだけじゃ不健康かなぁ、などと思い始め、近所の公園まで行って、かつての野球部を思い出しつつ、スクワットしてみたり、ダッシュをしてみたり・・・とにかく、好き勝手やって過ごしていました。

(一部)周囲からは、「ニート」なんて呼ばれてましたが、ぜーんぜん気になりませんでした(笑)。相手がマウンティングするような言い方でない限り、私自身もネタとして楽しんでいました

たまーにマウンティングするような人もいるので、そういう人は面倒くさいから会わないようにするとか、そんな感じでした。

そして、そこから徐々に仕事が始まります

ただし、基本が怠け者なので、私はなるべく仕事をしないで済むようにしてきています。自分しかできない仕事だけに絞るので、やたらめったら仕事に手をつけるわけではありません

例えば、周りをみて、できそうな人がいたら、そういう人にお願いをしてしまいます。自分の担当業務であっても、自分よりもできる人がいれば、そういう人にやってもらったり、お手伝いしてもらえるような仕組みにしてしまいます

そうやって自分自身の負荷を極力下げていくのです。

まぁ・・・怠け者です

でも、こうすることですごいことになるのです。

まず第一には、時間の確保です。当たり前ですが、こうすることで時間を仕事に取られることが少なくなるので、自分が自由にできる時間が、ものすごく増えます。

もちろん、仕事が始まれば、いくらそんなふうに立ち回ったとしても、自分がしなければいけない仕事というのは残ります。ただし、その仕事の中身が良い感じなのです。

どう良い感じかと言えば、そういう残った仕事というのは、自分しかできない仕事なわけです。自分しかできないわけですから、その仕事を片付けると、周囲からエラく感謝されます。しかも、他の人よりもできるので、自分がやる限り、そんなにたくさんの時間はかかりません。モノによっては、あっという間に終わってしまいます。

ちょっと仕事しただけなのに、不思議なくらいエラく感謝されることになります。そんなに感謝されたら、こっちこそ感謝です。

ありがたやー。

ということで、ここまでをちとまとめます

私、怠け者であります。怠け者なので、極力、時間を拘束されるような仕事はしないようにしています。けど、仕事はしないといけませんので、自分しかできない仕事に絞ってやっています

すると・・・

①きちんと自分の時間を確保でき、
②周囲からめちゃめちゃ感謝され
③仕事もあっという間に片付けられる

こんなことになるのです。こんないい事はないでしょう?

けど、何だか世の中、そうしていない人がたくさんいる気がします。

その組織の中で、自分の居場所を確保するためなのか、とにかく一所懸命、自分の仕事を作ってやらなくてもいい仕事に手をつけて、何なら自分が関わるべきではない仕事にまで首を突っ込んで・・・いくら時間があったって足りはしません(苦笑)。自ら、奴隷になることを選んでいるようなものです。

そんなふうに自分で自分の時間を奪っておいて、ゆっくりと周りを見渡す時間もなくなってしまうから、テレビや新聞にいいように誘導されてしまうのでしょう。

何とも困ったものです。

ということで、せっかくなら自分しかできない仕事をしてみてはどうでしょう。時間の使い方を含めて、自分の生活環境がだいぶ変わってくると思うのです。

ほら、ウメさんもそう言っていますよ?

え?そんなの自分勝手???
そんなこと、できるはずない???


もしそう思われるとしたら、まずは自分ができない仕事をしてくれている人に、大いに感謝してみましょう。それならできますね?

怠け者でいいんです。そんな怠け者でも(そんな怠け者だから?)、自分では手が回らないことをしてくれた人に、心から感謝してみることはできます。そのうち、「あー、これは自分がやった方がいいな」というものがみえてくるでしょう。それを拾っていけばいいのです。それが、自分しかできない仕事になっていくのだと思います。

奴隷根性に染まらぬように生きていきたいものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?