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人類卒業を目指してみたら?

バカって言ったら、バカって言った方がバカなんだよ

この言葉、自分が幼いときにたくさん聞きました。これは本当だと思います。バカって言ったら、そう言った方がバカです。

しかし、世の中を見渡してみたら、そう言いたくなるようなことで溢れ返っています。いちいち、何がどうだといった具体的なことを言ってられるような状況ではありません。「誰だって、バカって言いたくなるだろ!!」という意見があるのも当然です。

でもですよ・・・?

例えば、動物園のサルをみて、いちいち「バカだなぁ」なんて思うことは、ほとんどないのではないでしょうか。

むしろ、「アイツ、わざわざあそこで餌を待ってる・・・賢いなぁ」などと、頭の良さに感心することすらあるように思うのです。

なぜ、そのようなことになるかと言えば、自分とサルを同等に扱っていないからです。サルは、自分とは全く違う生き物で、知能も知性も、自分とは段違いだと思っているからこそ、いちいちサルをみて、「アイツ、バカだなぁ」などと思うことがないわけです。

したがって、バカをバカと思わないためには、相手と同じレベルにならず、全く違う生き物としてみるくらいの思考が必要だということです。

だからこそ、進化することが大事なのです。

人類というものが、今のまま存続すると考える必要はありません。そろそろホモサピエンスではなく、「別の種」に進化をしていってもいいように思うのです。それを「神人」という言い方をするかどうかは、勝手です。
どちらにしても、こんな争いだらけで、片方はめっちゃ支配したがっていて、片方はめっちゃ支配される(家畜になる気満々)ような状況にあって、自分たちも「彼らと同じ人類」などと考える必要はないと思います。

「「新種の人類」は人類に関わらぬ」より引用

そもそも、今の人類と自分を同等に扱って、「あいつはバカだ」と言っている時点で、あなた自身が、その低レベルな人類と同じレベルに落ちているということに気づく必要があります。


ちょっと話が変わります

この動画、困った人に対する日本の子供たちの行動が、海外で賞賛されるという内容です。

分かります。優しい子供たちだと思いますし、褒めてあげたくなって当然です。

しかし、私たち日本人からしたら、それほど特別なことではないようにも思います。むしろ私は、この子供たちの行動に対する海外の反応の方に驚かされます

こういうのも同じです。

目の前で落ちた財布を持ち主に返すという行動について、日本の子供たちが、ものすごく賞賛されています。これも、とてもいいことです。

けれども、ここで感じざるを得ないのは、日本の子供たちの素晴らしさよりも、呆れるほどの世界のレベルの低さです。

大切な落とし物をみつけたとき、どういう行動をとるべきかなどということについて、本来ならば、それほど大層な議論は要らないはずです。しかし、世界ではこれが感動を呼び起こしてしまうというのです。このことは、世界のレベルの低さを、浮き彫りにしていると言わざるを得ません。

そして、こんなのが大多数になってしまった人類なんて生き物は、救いようがないとも言えます。

さらに肝心なのは、これ自体、日本の素晴らしさでもなくなってきたということです。

日本人のなかにも、いろいろいます。今や、日本という国家全体を仕組みとして捉えてみると、上掲動画で言われているような、「おてんとうさまにウソをつかない正しいこと」を律儀に貫いて生きていない人たちばかりが、のさばってしまう状態になってしまいました。

「やっぱり日本はすごいんだ」
「日本人は素晴らしい」

こんなふうに満足してもいられないということです。

どんなに子どもたちが立派だといっても、日本という国自体がメチャメチャになってしまいました。

国家を動かしている人たちの欺瞞、それらを妄信する人々、ただ愚痴るだけの国民・・・レベルの低さという意味では、日本も世界も、大差ない状態になり果てたと言ってよいでしょう。

端的に言えば、(そんな立派な)子供たちに、おかしな注射をさせている大人たちが大勢いるというだけで、日本の大人たちのレベルの低さは隠しようがありません。

つまり、今の時代、国家を問わず、人類全体のレベルが低さが、大いに露呈してしまっているということです。


・・・ということで、こう言っちゃなんですが、人類なんて、早晩、滅亡しても仕方ない存在だと思います。こんなにもレベルの低い生物が、今後も、永続的に繁栄を続けられるわけがないでしょう。

ホーキング博士も、このようなことを言っていたといいます。

博物館を案内されているときに、ウヤンワさんはホーキング博士に質問をした。最も変えたいと思う人間の欠点は何で、最も強化したいと思う特徴は何かという質問だ。そこでホーキング博士が選んだのは攻撃性だった。そして、「核戦争が起これば文明が破壊され、人類も生きていけなくなる」と警告した。私たちに必要なのは攻撃性ではなく、共感だという。ホーキング博士は「共感があれば、私たちに平和に愛し合う状態がもたらされる」と語った。

HUFFPOST「ホーキング博士が警告 滅亡をもたらす「人間の欠点」とは」
2015年2月26日より引用

ここで言われる「共感」などという言葉が出ると、LGBTのような思想を持ち出して、「私たちは、差別される人々の気持ちを理解している共感している」などと分かったような口をきいた人たちも出てきます。もうどうしようもありません(苦笑)。

敢えて、そういう人たちをバカだとは言いません。彼らなりに、一所懸命なのでしょう。なので、そっとこの記事だけ貼っておきます

このように今の人類をみて、いちいちバカだなんて言う必要はありません。放っておきましょう。そして、きちんと距離を置きましょう

怒るのだって、バカバカしいです。怒るだけ時間とエネルギーの無駄です。


自分の考え方ひとつで、世界は変わっていきます。そのことに気づいて、もっと上のレベルを目指していく方がいいと思います。

今の人類を眺めて、やきもきするよりも、自分自身の考え方をあらためて、人類卒業を目指す方が、楽しいんじゃないですかね。


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