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職場での強制?どうしよう・・・

新型コロナウイルスのワクチンが、私たちにとって身近な問題になってきています。先日、私の職場でもワクチンに関する案内がなされたりしています。今回のワクチンに対して断ろうと思った場合、どのように断ったらよさそうか、先日、記事にも書いた通りです。

相手が半ば強引にワクチン接種を薦めてくるといった場合は、「ちょっと怖いので様子見をします」といった具合に「怖い」を強調してみたらどうでしょう。実際、長期的影響などはまだ分からないことだらけです。相手が強く出てくれば出てくるほど、そこは(劉備玄徳が雷におびえてみせたように?)、少々、怖がりで無能と思われるくらいの演技をしてもいいと思います(実際、怖いですしね)。
※「隣人の問題になったワクチン接種」より引用

しかし、「ワクチン接種しないなら、仕事を辞めてもらうしかない」といったような圧力があるという話も、ちらほら出始めました。幸い、今のところ、私の周りでは聞きませんが、そういうことも十分ありうるという気はしています。

米南部テキサス州ヒューストン・メソジスト病院(Houston Methodist Hospital)では、医師や看護師などこの病院に勤務するすべての医療従事者が現地時間の今日7日までにワクチン接種を受けるよう通達されている。接種を受けなければ2週間の無給待遇の処分を受け解雇もあるとし、「従業員にワクチンの臨床試験への参加を強制することは違法」と、117人が勤務先の病院を相手に訴える騒ぎになっている。
※ヤフーニュース「全米の4人に1人が「ワクチン打たない」反ワクチン運動や職場訴訟も(動画あり)」2021年6月8日より引用

仮に、ワクチンを接種したくないという人たちがまとまれるのであれば、こうした訴訟のような戦い方はあるだろうと思います。

ただ、これには相応のまとまった人数が必要ですし、どんな職場でもできるような戦い方ではありません。現実問題としては、少し難しいように思います。

そして、ここから先は、あくまでも私見です。私がこう言ったからといって、皆さんの言動に対する責任が取れるわけではない点、ご理解ください。ただ、ひとつの考え方として、物事の整理の仕方として、参考にしていただければと思います。

まず、この問題を考えるうえで、今回のワクチンの危険性をどのように認識するかという点が、最も重要です。

-なんか副反応とかあるらしい、怖そう
-打って数日内で大変なことになる人いるみたいじゃない?怖いよね
-アナフィラキシーショックとかで、死ぬかもしれないんでしょ
-何が起こるか分からないけど、数年後とかは大丈夫なの
-変異株が起こるたびに、別のワクチン打つとかもありうるらしい?
-数年したら、みんな死んじゃうって言うよね?

何となく怖い」レベルなのか、「ちょっと危険かも」という感じなのか、「かなりヤバそう」という感覚なのか・・・。それによって、だいぶ違うと思います。

何となく怖い」レベルだったら、そんなに抵抗なくワクチン接種できるかもしれません。「ちょっと危険かも」程度であっても、心配だからいろいろ調べてはみたものの、「まぁ、大丈夫か」ということで、ワクチン接種を受け入れるという選択もありそうです。

しかし、「かなりヤバそう」と思っているのであれば、やはりちょっと真剣に考えた方がいいのではないでしょうか。それもかなりの高確率で、死亡するリスクがあると考えるのであれば、より慎重に判断すべきです。

私自身は、今回のワクチンに対するリスクをとても高いものだと考えています(あくまでも私見です)。今、ワクチン接種後の有害事象ということで、いろいろな情報が出てはいますが、私はあまりそこに重大性を感じていません(申し訳ありません。こうした有害事象で亡くなった方の命を軽視するつもりはありません。ただ、この問題の恐ろしさ・本質はもっと別のところにあると考えているという意味でご理解いただけると幸いです)。

私が最も警戒しているのは、ワクチン接種による中長期的な影響であり、数か月後、数年後に抗体依存性感染増強(ADE)や自己免疫疾患などで、かなりの高確率で死んでしまうというシナリオです。

必ずそうなると信じているわけでもありません。ただ、そういう可能性を否定できない以上、迂闊に「ワクチン接種をする」という判断は下せないということです。

ここで、よく考えなければならないのは、自分の命の重さです。「全ての命は等しく重い」ということはできます。しかしそれと同時に、自分の命の重さは自分で決められるということです。そこに妥協する必要はありません。とことん真剣に考えたらいいと思います。ワクチン接種のリスクが高ければ高いほど、その自分の命が危険に晒されるわけです。

それらがある程度整理できたら、次の両者を天秤にかけてみればいいと思います。

自分が落命するリスク = 職場・職場で得られるもの(リターン)

ここでは、「職場で得られるもの(リターン)」を取りにいくか、取りにいかないかの二択で考えます。
※本当は、この前段階として、「怖いのでとにかく打ちません」とゴネてみたり、「しばらく休職できませんか?」と提案してみたり、「アレルギーがあるんで」と嘘をついてみたりいろんなことがあるかとは思います。ただ、もうそれらの手段も使い果たした、もしくは使えないという前提で、究極の二択として考えます。

リターンが欲しければ、リスクを取らなければなりません。ただし、自分が死ぬかもしれないという可能性を高く見積もったら、自分が落命するリスクが大きくなります。

さぁ、どうします?

正直、私は今回のケースにおいて、数年単位のレベルで、自分が落命するリスクが非常に高いとみているため、この究極の二択を突き付けられたら、「職場・職場で得られるもの(リターン)」は放棄します。リスクが高すぎて、それを受け入れることができません。

命あっての物種。命さえあれば、なんだってやり直せる。

そんな感じです。

ただ、職場をケンカして辞める必要はありません。仮に職場を離れなければいけなくなったとしても、とにかく穏便平和的に事を運ぶことが重要です。

何故なら・・・もし仮にです。あくまでも仮にの話ですが、その高いと判断していたリスクが顕在化(現実のものになる)するようなことがあったら、職場は大変なことになります。その時、その職場をよく知っている業務の内容も分かっている人は、その職場で大変ありがたがられる存在になっていることでしょう。再び戻ることもあるかもしれません。もし、どうしても辞めなければいけなくなったら、それくらいの心持ちで、穏便・平和的に職場を去られてはいかがでしょうか(もちろん、実際にどうなるかなんて、まったく分かりません。心持ちの問題です)。

ただ少なくとも、リスクが高いと考えていればいるほど、そうした心持ちになることはできますし、諦めがつくのではないかと思います。モノは考えようです。

逆にリスクをそれほど高くみていない場合は、やはりそのリスクを取ることの方が合理的と言えるのかもしれません。ワクチンを接種するという道もあります。

ちなみに、今回は「職場・職場で得られるもの」をリターンと考えましたが、例えばワクチンパスポートで迷っているような場合には、「ワクチンパスポートで得られるもの」をリターンに置き換えて考えることもできるかと思います。

以上、まったくの私見でした。あとは、それぞれ異なる境遇にある皆さん個々人の選択だと思います。後悔のないよう、打つ前にいろいろと調べられ、ご判断されることを願っております。

いずれにしても、これからの世の中、どこでどう転ぶかまったく分かりません。こんな世界になってしまったからこそ、自ら進んで揉め事・争い事などを起こさないよう、上手に生きていきたいものです。

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