そんなに簡単に信じていいの?
あたらしくんの「マジシャンが超能力者のふりをしたら、超能力を信じるのか」という企画。
この企画、たびたびあるのですが、これ・・・超能力でしょ?
昔のマジシャンは、ただのマジックを超能力にみせるスタイルだったように思うのですが、あたらしくんの場合は、その逆じゃないです?
超能力なのに、それをタネがあるマジックだと強弁することで、事を大きくしないようにしている、そんなふうにみえてしまうのです。
ドッキリにかけられた人たちも、最初、あたらしくんが超能力者というので、一度はそれを信じ切ってしまいます。当たり前です。ヤラセでないのなら、超能力としか思えないことが、目の前で起きるのです。
しかし、あたらしくんが「ごめんなさい。ひとつ嘘をついていました。実は僕、超能力者じゃなくてマジシャンなんです。今のはマジックなんです」というと、「あぁ、そうなんですねぇ。マジックなんですか」となるのですが・・・それ本気!?って思うのです。
ヤラセ以外で、どこにどういうタネを仕込んだら、それがマジックになるの!?
素直になるって大事です。素直にならないと、本当に大切な情報なんてものは入ってきません。
今やプロパガンダも含めて、情報戦、真っただ中の時代です。いわゆる「陰謀論」とレッテル貼りをされるような情報についても、安易に否定するわけにはいきません。
ただ一方で、疑ってみることも大切です。
あたらしくんが「自分でマジシャンって言ってるんだから、マジシャンなんでしょ?タネは分からないけど、何かタネがあるんでしょ?」、それで本当にOKなのでしょうか。
いやいや・・・ちょっとは疑ってみましょうよ、と思うわけです。
不思議に思うことがあったら、たとえ本人がそう言ったとしても、それをそのまま鵜呑みにするのではなく、疑ってみる・・・あれは何だ?と「不明」なものとして、真偽の判断を保留しておくということは大切なことです。
「素直になる」と「疑ってみる」を同時に実践すると、どっちつかずとなり「不明」なものがたくさん出てしまいます。
けれども、それでいいのです。
素直に受け入れつつ、そのうえで疑ってみて、「分からない」と判断される情報は、一旦、「不明」という分類をしておくのです。それらの情報は、「真」でも「偽」でもありません。あくまでも「不明」なものです。
その「不明」と分類されたものは、検証を重ねていくうえで、いつか「真実」を組み立てるときの「部品」になる可能性があります。したがって、「分からない情報」を溜めておくということは、自分なりの「真実」を組み立てるための「材料」を揃えておくということでもあるのです。
マスコミへの接し方も同じです。「マスコミがそう言っているから」というのは、それを信じる理由として十分でしょうか?もっと疑ってみて、「不明」のものとして、溜めておく必要はないでしょうか?
連日、コロナでお忙しいマスコミ諸氏に踊らされて、今も「オミクロン株」などいうキーワードで、ワクチンを信じている人・・・そんな人、本当にいるのかどうか知りませんけど、いるとしたらちょっと大丈夫?と心配になります。
オミクロン株って、そんなに警戒しなきゃいけない株?玉川さんが言っているから、本当に大変?・・・てか、ワクチン効いてないだけじゃない?
感染拡大している?
感染拡大しているから、ワクチン接種を急がないといけない?本当に?
繰り返しだけど、ワクチン意味あるの?
こんな情報もあります。地球上でもっともワクチン接種が進んでいるところ、ジブラルタルでは、新規感染者が急増しているようです。
素直にいきましょう。ワクチン接種をしたところで、まともな効果がないようにみえます。こういう情報も否定せず、耳を傾けてみる必要があります。
また、マスコミから出ている情報にも、こんなものがあります。
この情報が本当だとしたら、まるで危険なウイルスだとは思えません。こんなウイルスに世界中が大騒ぎするのはおかしいし、ワクチン接種の必要性が叫ばれるのも不可解です。
真偽はおいておきましょう。
しかし、こうした相反する情報も、まるごと素直に受け入れてみる必要があります。そして、それらの情報は、一旦「不明」のままでいいので、全部並べてみるのです。そのなかから、何が本当かを自分の頭で考えてみることが肝要です。
「素直になる」というのは、けっして、それをそのまま信じるということではありません。一旦、それを「不明」なままでもいいから、自分のなかに受け入れるということです。それ、やりましょう。
冒頭のあたらしくんの動画で、パンデミックのことを連想しながら、そんなことを思ったのでした。
ところで、本当に超能力ってあるの?という疑問もありますね。
知らんですよ・・・けど、国家プロジェクトのテーマであったという話もあります。そういうことも、完全に否定できないのであれば、「不明」なものとして、取っておく必要があるように思います。
あたらしくんだって、本当にどういう人なのか、よく分からんです。
フリーメイソン?!
さぁ・・・どうでしょうね。ま、いいんじゃないでしょうか。
そういうのも、一旦ぜーんぶ自分のなかに受け入れてみて、いろいろと考えてみましょうよ。目の前の仕事ばっかりじゃなく、そういう一見どうでもよさそうなことを考える時間を作ることも、意外と大切ではないかと思うのです。