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ADEは起きるのか?起きているのか?

ADE(抗体依存性感染増強)については、多くの人が心配しています。仮にADEが起こったら、ワクチンを接種した人の方が、リスクを高めてしまうことになります。

安全・安心を得るために打ったワクチンによって、逆にリスクを高めるとしたら大変なことです。ワクチンを接種した人には、たまったものではありません

まずは、そうした不安を払拭するような記事がありましたので、ご紹介しておきます。

この記事の要点を、ギュッと絞ると次の通りです。

ワクチン接種が感染拡大を促進させているというのは間違った認識
感染増や重症化ワクチン接種をしていない人たちの間でが起きている。
・イスラエルの感染者増は、規制の完全撤廃で気が緩んだのが原因。
社会的規制を緩めると、ブレイクスルー感染は起きてしまう。
ワクチン接種者が感染しても病状は軽く、重症化する人は稀
デルタ変異株であってもワクチンの感染予防効果がまだ強く残っている
・ワクチン接種を原因とするADEが確実に発生している報告はない
ワクチン接種者感染率も重症化率もはるかに低い
ブレイクスルー感染が急増しているのは、社会的制限を撤廃したところ。
忍耐強く一歩ずつ進んでいこう。

まだ、ちょっと長いでしょうか。さらにギュッと縮めます

ワクチンは効いていて、感染率も重症化率も抑えている
ADEも起こっていない
社会的規制を緩めると、感染が広がっちゃう
・だから、ワクチン打っても安心せずに耐え忍んでいこう

ここまでくると、かなり端折ったかたちになりますが、でも要はそういうことをおっしゃっています。

これを読む限り、ワクチンは効いているし、ADEは起こっていないから、そんなに心配する必要はないということのようです。

ただし、ワクチンは万能ではないし、移動制限や行動制限などの「社会的規制」をしていかないといけないので、みなさんもうちょっと我慢していきましょうね?ということをおっしゃられています。

ふーん・・・でも、3回目とか4回目とかの接種をするんですよね?本当にワクチン効いてるんでしたっけ?

岸田文雄総理大臣:「新型コロナワクチンの3回目の接種については、早ければ本年12月から開始することを想定して、しっかりと準備を進め、円滑な実施に万全を期して参ります」
3回目のワクチン接種について、年内開始を目指して準備を進めるという考えを示した岸田文雄総理大臣。
午後には、接種にかかる費用についても、新たに言及しました。
岸田文雄総理大臣:「3回目のワクチン接種も、全額公費負担で行うこととし、円滑な実施に、万全を期して参ります」
※テレ朝 news「岸田総理 ワクチン“3回目”も「全額公費負担」」2021年10月13日より引用

冒頭記事の最後で「忍耐強く一歩ずつ進んでいきましょう」と結んでらっしゃいますが、「忍耐強く一歩ずつ」、ワクチンの回数を増やしていくということでしょうか?

自分から紹介をしておいて、こんなことを言うのも何なんですが、正直、こんなの記事にしていて大丈夫なのかな?と思ってしまいました。

まず大前提として、ワクチンが効いているということですが、もしかしたら、既にこの出発点から違う可能性があります。

イスラエルの統計によると、完全にワクチンを接種した人は、SARS-CoV-2やその亜種に感染した場合、重症化するリスクが高く、現在、COVID関連の入院や死亡の大部分を占めており、ワクチンの失敗が広まっていることを示しています。
(中略)
このイスラエル保健省のデータによると、国内で新たに発生したCOVID患者7,700人のうち、98%がワクチン接種を受けた人であり、残りの2%は以前に感染した人によるものでした。
※CHRISTIANITY DAILY「Pfizer Admits It Used Israel As A ‘Laboratory’ To Test Its COVID Vaccine」2021年10月23日より引用(機械翻訳)

ワクチンを接種した方が重症化したリスクが高いという内容です。さらに新規感染者のうち、98%がワクチン接種を受けた人というデータがあるといいます。

そうなると、ワクチンが効いているという大前提が、そもそも違ってきてしまいます

さらにこんな報道もあります。

最初は、ワクチンが少なくとも重篤な症状を防いでいるように見えましたが、ほとんどの場合、ワクチンを受けていない人だけが入院を余儀なくされていたからです。
「しかし、時間が経つにつれて......病院は完全にワクチンを接種した人々でいっぱいになり始めました」とイバーセンは言います。「完全にワクチンを接種した人々の間でますます多くの症例が見られるようになり、病院やICUでの症例や死亡した人々の大半が完全にワクチンを接種した人々であるという点で、より多くの症例が非常に深刻になっていきました」。
※The Defender「Political Commentator Kim Iversen Unpacks ‘Alarming and Shocking’ COVID Data From Israel」2021年9月17日より引用(機械翻訳)

これを見る限り、ワクチンを接種した人々の方が、重症化や死亡のリスクが高まっているようです。まさにADEが起こっている可能性を示唆しているとも言えるでしょう。

冒頭にご紹介した記事のタイトルは、「「ADE」は本当に起きるのか?」でしたが、こうしてみてみると、もう既にADEは起こっているのではないか?と勘繰りたくもなります。

そして、もしADEが起こっていても、冒頭の記事で言われているように「それは社会的規制を緩和してしまったから」で片づけてしまわれたら、たまったものではありません

既にワクチンを接種してしまった方々もいらっしゃるので、過度にADEの可能性を煽るようなことはしたくもありません。ただし、ひとつの論説に偏らずいろいろな観点からの情報を集めて、それらを総合的につなぎ合わせて判断することは重要だと思います。

そういう意味で、今起こっていること、これから起こることに対しては、冷静に見守っていきたいところです。


蛇足ですが、今回取り上げた記事でやり玉に挙がっている「社会的規制の緩和」ですが、正直、私はどうでもいいと思っています。そもそも私は、その「社会的規制」の意義や効果について、非常に懐疑的です。

したがって、私はちょくちょく外に出ています

それをみた高齢の母が、「そんな外に出る貴方に引っ張られた」と言って、最近、宿の予約をしました。

母は、ワクチンを打っていませんし、今後も打つつもりはありません

そんな母にとって、旅行に出るというのは、数少ない楽しみのひとつです。年を重ねるごとに、外に出るのも大変になってくるので、最近では、少し塞ぎ込んでしまうようなところもありました。旅行に出るにあたり、ワクチン接種をしていないという後ろめたさがあったようですが、それも少し抜けたようです。

だから、母の変化は、とてもよかったと思います。所詮、茶番なんですから、眉間にしわ寄せて、塞ぎ込むなんてバカバカしい限りです。

限られた人生、楽しく、有意義に過ごしていきたいものです。



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