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日本人が夢を語れない理由

ワールドカップがもうすぐあるけど、サッカーボールを初めて蹴った瞬間から、【世界で戦える最高の選手になって日本を代表して戦い、人々に夢を与えたい。】 なんて発想になる子どもはいない。って感じの内容を書いていく

最近ずっと疑問に思ってることがあるから、今から書いて頭を整理したいから書く。
もしかしたらこれが、日本で生活する時に感じる息苦しさの理由なんかもしれんって思ってきた。

よし、スタート。

どこに行くにしても、何をするにしても、
なんで?ってことをよく聞くのが日本の文化としてあると思う。

日本の芸術とか、建物とか仕事とか全部に意味がしっかりあることが多い。
だからこそ、全てのものに背景があって美しさを感じることができるんだと思う。大好きだ。

でも、、、

それだけだとなんだか面白くない気がするようになった。

今は韓国にいるけど、世界中から来た人たちと毎日会う機会がある。
ニューヨークにいた時もそうだったけど、どうして自分の国を出て海外に来てるのかってことに明確な理由がない人もたくさんいる。

その比率が日本人よりも海外の人の方が多い。

日本人になんで海外に行くのかってことを聞いたら必ずと言って良いほど答えがある。しかも明確で真面目な理由であることが多い。

それだけ日本人はしっかり考える人が多くて、海外の人はそこまで深く考えてないことが多いって言ったらそれまでだけど、これは自分の価値観を広げる絶好のチャンスだ。もっと思考するぞ。

もちろん、仕事のためとか言語を学ぶ目的で海外に行く人は多い。
自分の価値観を広げるため、もっと収入を増やすためとか、将来の選択肢を増やすためとか。

それはすごく素敵な理由だと思う。僕もそれが多い。

でも、そんな真面目な理由がなくても、なんとなく思い切って海外に行くとか、なんとなく行きたいところに行くって感じで行っちゃっても良いと思う。

''なんとなく''のパワーを甘くみてはいけないような気がする。

僕は何をするにも明確な理由があることがすごく大切だと思ってたし、今でもそう思ってる。

でも、それは何か新しことにチャレンジする時とかに邪魔になることがある。思ってる以上に、何をするにしてもそこに真面目な理由がないといけないって感じの文化で育ってきたんだと思う。

でもさ、実際はなんとなくやってみてそれが好きになって、上手くなって、できることが増えていくからそれをさらに極めたくなるって感じだと思うんだよ。

だから、絵を描きたいなら描けばいいし、行きたいところがあるなら行けば良い。

話したい人がいたら話せば良い。だって、話してみたいんやから。
僕も起業する前にはいろんな経営者の人に連絡して、たくさんの方達と出会えたことで多くの学びがあった。

それは決してビジネスのことだけじゃなくて、その人の生き方とか発想が好きでそれがどんなものなのかを感じたくて、ってところからが多い。

好きな人も、最初から好きな理由が100個あるわけじゃなくて、なんとなく良いなって思うところから知っていくたびにそれが大好きになっていくことがあるよね。それと同じ。

なんで海外に行きたいのか、なんで英語を話せるようになりたいのか、なんでその仕事をしたいのか、なんでその人と飲みにいくのか。

その全てに真面目な理由がなくても結構良いよね。
なんとなくそうしたい。からやってるって理由はすごく素敵だ。

そもそも、知らないことだらけのこの世界を生きてるんやし、できないことだらけなんやから。できるようになる可能性がある人生の可能性を最初から潰さなくていい。

真面目な理由じゃなくたって良い。やり続ける覚悟さえあればなんでもできる。
なんとなくできたら良いなって思ってる事、夢、仕事、それが世間一般の常識とズレていたとしても大丈夫だ。

「なんでそれをするの?」って聞かれたら、「なんとなく。でも、なんとなくって大切な気持ちやと思うけぇやってみる。」って広島弁で言う。
それか、「ワクワクするから!って言う。」それだけで理由は十分だ。

自分のハートに耳を澄ましてよく聴いてあげないと、''自分のなんとなくの気持ち''は聞こえなくなる。ハートに従え。もっと、本能的に。

好奇心には賞味期限があるぞ。やらずに後悔する人生はいらない。

理由は後付けで良いんだ。まずはやっちゃえ。


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