見出し画像

#005 僕が文章を書きはじめたきっかけ。

僕が文章を書きはじめたきっかけは高校2年生。

当時、大好きだったアイドルの衣装デザイナーがプロデュースをした制服という理由だけで、進学を決めた公立高校で、
お前ゲイなの?気持ち悪い。
とからかわれ、なんとなく学校へ行き渋っていた時に聴いていたラジオのメール投稿です。

学校へ行かないと決めた朝は、自宅にいて母親に心配されないよう、制服に着替えて「行ってきます。」と家を出る。

そして、そのまま反対側のホームの電車に乗り込み、数駅先にある公立の図書館へ行く。
そこで、勉強をしたり、司書のお姉さんやおじいさんとお話しをして家に帰る。

この数時間を過ごした図書館は、僕にとって家と学校以外の大切な居場所でした。

そんな図書館からの帰り道。
有線のイヤホンから流れるラジオを聴く時間が大好きでした。

お気に入りの番組は、放送が終わるたびにテーマに沿ってお便りを書き、次回の放送で採用されないか、ワクワクしながらメールを送っていました。


高校3年生の春。
クラス替えにより、今も一番の理解者と呼べる親友と巡り会い。

学校生活も楽しくなり、授業終わりに友だちとカラオケをしたり、近所のカフェでアルバイトをはじめたりと、学校の外で過ごす時間も多くなりました。

大学進学は、あっさりと指定校推薦で決まり、時間の余裕ができた高校3年生の秋。

新しいことや憧れてたことにチャレンジしたい。
そう思った僕は、いつも聴いていたラジオ番組へメールを送りました。

"パーソナリティの◯◯さんの番組で面白い番組作りを勉強したい。
アルバイトは募集していますか?
ボランティアでも構いません。
よろしくお願いします。
"

もちろん、こんなよく分からない高校生にすぐ返事が来るはずもなく。
3ヶ月が経過しようとしていた頃、ラジオ制作会社からメールが届きました。

リサーチや資料準備、雑務を行ってくれる学生ボランティアを募集することになりました。興味があれば、ご連絡ください。


ここから、約1年間。
ラジオの構成作家の元で、無償スタッフとして深夜に働く日々がはじまります。

では、なぜ、ラジオの構成作家を目指していた僕が、BL作品のシナリオを書くことになったのか?

続きは追々書いていこうと思います。
また、読んでいただけると嬉しいです。


★募集中★
「芸能界が舞台のBL作品」でおすすめがあれば、ぜひ教えてください。
※映画•ドラマ•小説•ショート•MVなど何でも構いません。
お待ちしております。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?