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[#25] イギリス短期留学・短期滞在者に便利な決済ツールWiseの話

みなさんは"Wise"をご存知ですか。

イギリスの企業が運営している海外通貨の管理が楽に行えるサービスで、アカウント一つあれば円、ドル、ポンド、ユーロ、元、ウォン、バーツ…などなど40種類以上の通貨を保有することができます。
決済や振込もサクッと行うことができ、残高もネットとアプリからいつでも確認することができます。
このWise口座と紐づいたコンタクトレス機能搭載のデビットカード(ブランドはマスター)を用いれば、イギリス国内での決済は99%カバーできます。(残り1%は有料トイレに入る時に必要なコイン。)

口座開設も楽々で日本にいながらネットで申請でき、デビットカードも届けてくれます。というかこのカードはイギリスでも日本でもマスターが使えるなら世界中どこでも使用可能です。
ということで、短期留学・短期滞在の方はぜひWiseで口座開設を検討してみてください、とっても便利ですよ!むしろ無いと詰みます!!

というのが今回の記事の結論なのですが、ついでに私がWiseを知るまでの経緯も書きたいと思います。

そもそも異国の地での、日々の買い物やもろもろの決済事情って全くの未知じゃありませんか?
出張が多い方や旅行慣れしている方は何となく察しがつくのかもしれませんが、渡英直前まで私は現地での決済方法になんらイメージも持たずにいました。
なのでWiseを知る前の無知な私は、留学中の決済方法として、幾らかの現金を準備しておいて、あとは日本で発行したクレジットカードで都度決済をしようと考えていたのです。(今思えばゾッとするような無計画さです。)

渡英まで1ヶ月を切った2022年3月のある日、当時の仕事先で知り合った方から「現地での決済方法はどうするつもりなの?」と聞かれました。
この方(リュウさんと言います)は、なんとロンドンで日式美容室をパートナーと共同経営しており永住権を所持、当時コロナ禍でいろいろあって一時的に日本に帰ってきているところで職場で知り合いました。私が留学準備をしている中でたくさん相談に乗ってくれた、いわばメンターです。

私はリュウさんに「持っているクレジットカードで都度決済しようとしている。」と伝えたところ、「それは決済手数料が勿体なさすぎるから今すぐWiseを作った方がいい!」と教えてくれました。
言われるがまますぐに開設申し込みをし、無事に渡英1週間前にカードが手元に届きました。
Wiseはデビットカードなので、あらかじめ入金してある口座残高から使った分だけ引き落とされていく仕組みになっています。なので為替が発生するクレジットカードとは異なり、支払の度に手数料がかかりません。

リュウさんは他にも「イギリスはコンタクトレス決済が普及していて、日本でいう交通系ICカードみたいにカードリーダーにカードをかざして支払いをするのが当たり前だよ。」とも教えてくれました。
それを聞いていなかったら私は大量のポンドを現金で準備して持って行っていたかもしれません。

知らないことは知っている人から聞くのが手っ取り早いなあ、とその時しみじみ思ったものです。

ちなみに同じような機能を持ったRevoultやmonzoというモバイルバンキングもありますが、比較検討しなかったので私には違いがわかりません。
理由はわかりませんが、留学仲間は8割はmonzo使用していてWiseは少数派でした。
Wiseからmonzoへの振込(その逆も然り)も簡単にでき、パブでの飲み会や旅行の割り勘とかも友人間でキャッシュレスですんなりできていたので、Wise派でも特に不都合はなかったです。
YMSで給与口座の開設が必要な場合、WiseはNGになることがある(Wiseは厳密に言うと銀行ではないため)という話も聞いたことがあるので、長期滞在の方は銀行と認められているmonzoを開設した方がいいのかもしれません。

あとWiseもmonzoも(残高をポンドで持っていて)ユーロで支払う時にもコンタクトレスでカードをピッとかざすだけで勝手にポンドからユーロに換金→支払をしてくれるので楽チンです。
いくらか為替手数料が乗りますが、高額な買い物をしない限りは微々たるものなので許容範囲かなと思います。

Wise、便利ですよ。
さあ、WiseでWiseな決済をはじめよう。(今考えたコピーライティング。)
ではまた。

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