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[#12] イギリス留学にブライトンを選んで良かった理由(1/2)

これまでの記事では長々と留学に行くまでの記録を綴ってきましたが、今回は私の実体験からブライトンを留学先におすすめする理由について書きたいと思います。
#11で紹介した、私をブライトンに導いてくれたブログの記事の内容とも重複することもありますが、伝えたいこの想い!の精神で進めます。

ここがすごいブライトン&ホーヴ!

まずブライトンは正式名称をブライトン&ホーヴ(Brighton and Hove)と言います。この地名はブライトンとホーヴという隣り合った2つの街が1997年に合併してできました。
ブライトンはロンドンと直通の電車で繋がっていて、遊んだり買い物ができる賑やかな街で、ホーヴはブライトンの西にある落ち着いた住宅街です。
現在は合併しているので行政システムも一緒になっていますが、元はそれぞれが違う街で、ホーヴの方が落ち着いた住人が多かったことからか、ブライトンと一緒くたにされることに対するささやかな抵抗として"Hove, actually.”(実際はホーヴだけどね)という言葉も生まれました。
流行ったのはだいぶ昔で、もはや死語になっているようですが、
-Did you say you were born in Brighton, didn't you?
 -ブライトン生まれって言ってたよね?
-Well... Hove, actually. 
 -うん…ほんとはホーヴだけどね。
みたいに使うようです。

ちなみにブライトンは1979年公開のイギリス映画【さらば青春の光(Quadrophenia)】のロケ地になった場所が街中にあり観光名所にもなっています。

さて、前置きが長くなりましたが、ブライトン&ホーヴの素晴らしいところを挙げていきたいと思います。

■街がコンパクト
住宅街のホーヴから街の中心地ブライトンまでバスで20〜30分もあれば行けてしまいます。日中はひっきりなしにバスが走っているので、5分も待っていればすぐバスに乗れます。時刻表が機能しないことの多いイギリスでも移動のストレスはほぼ皆無です。夜はバスが減るのでタイミングによっては待ちますが、深夜2時過ぎまでミッドナイトバスが走っているので長く遊べます。留学期間中、何度か遭遇した大規模ストライキでもブライトン&ホーヴのバスはいつも通り走っていました。

さらに街がコンパクトなので、学校でできる友達たちも近所にホームステイしていることが多いです。
なので「今パブで飲んでるけど来ない?」と言った急なお誘いも気兼ねなくできるし、自分も呼んでもらった時に駆けつけやすかったです。

■ロンドンから遠くない
ブライトン駅からロンドンブリッジ駅(またはブラックフライアーズ駅)まで乗り換えなしで行けます。googleや乗換アプリによると所要時間は70〜80分となっていますが、地上の電車が時間通りに着くことはまずないので毎回120分くらいかかってました。イギリスの電車賃はダイナミック・プライシング(変動料金制)なので、オフピークの時間帯を選べば約£20(3,800円)くらいで往復チケットが買えます。(Railcardをゲットして電車賃を学割で買う方法もありますが、それはいつか改めてご紹介します。)

学校でできた友達と一緒にロンドンに行った際も、片道2時間の電車の中でいろいろ話して英語の練習にもなりました。

この上記2つの素晴らしいところだけでも、ブライトンを滞在先に選んで本当に良かったと言える点です。
平日の語学学校や遊びはコンパクトな街の中で移動のストレスなく過ごせて、週末のお休みはロンドンに足を伸ばして遊びに行くことができました。
このサイクルが体力の有限を身に染みて感じてきたアラフォーにはちょうど良かったのです。

まだまだブライトン&ホーヴの魅力を語りきれませんが、長くなってきたので次回に続きます。
ではまた。

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