従業員が濃厚接触者になったら
今まで順調のように思えた弊社も、とうとう従業員の家族にコロナの感染者が出てしまいました。濃厚接触者は7日間の自宅待機となりますのでその間のお給料について覚書として残しておきたいと思います。
濃厚接触者となったために仕事を休む場合、有休消化とするか休業扱いとするかは本人や会社側双方納得の上で話を進める必要があります。ここでは休業扱いとなった場合について書き残していきたいと思います。
会社の指示で休業となった場合
この場合、通常なら休業手当が会社から支給されます。
(平均賃金の60%以上)
ところが今回のケースでは会社から休業手当が出ない場合【休業支援金】というかたちで国から援助がされます。
こちらは申請すれば平均賃金の80%相当が給付されるとのこと。
申請は本人/事業主どちらからでもできるので忘れずに申請しましょう。
…と、その前に
お休みした分の給与について、日割りで引いておく必要があります。
日割りにはいくつか考え方がありますが、やりやすい方法で良いようです。
今回は基本給/出勤日数x出勤日で算出することにしました。
ちなみに手当などは生活に密接に関わることもある為、日割りにしないことが一般的のようです。
(参考にさせていただいたサイトはこちらです)
【支援金額の算定方法】
休業前の1日当たり平均賃金x80%x(各月の休業期間の日数ー就労したまたは労働者の樹上で休んだ日数)
【申請方法】
厚生労働省のHPより申請書類が入手できます。
(現時点では令和4年6月までとなっています)
尚、電話でのお問い合わせは土日も対応しています。
(土曜日に利用しましたがすぐにつながり、わかりやすく対応してくださりました。)
コールセンター:0120-221-276
受付時間:月~金8:30~20:00
土日祝8:30~17:15
中小企業の事業主が提出する場合はこちらから3枚申請書を提出します。
初めて申請する場合と2回目以降とで書類が変わります。
・支給申請書
・支給申請書(続紙)
令和3年10月~令和4年6月について申請する場合
・支給要件確認書
・本人確認書類
・振込先口座を確認できる書類
・給与明細などのコピー
・地域特例対象確認書(あれば)
申請方法
・オンライン申請
[オンラインによる申請方法]リーフレット(通常版)
新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金システム
(オンライン申請ページ)
・郵送申請
郵送での手続き方法(事業主初回)を確認のうえ下記住所へ
〒600ー8799
日本郵便株式会社 京都中央郵便局留置
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金担当