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イロカワ文学賞、選考中です。
先日noteにも書きましたが、「イロカワ文学賞」というものをやっています。
詳細はこちら。
ありがたいことに13名の方から原稿をお預かりして、いま選考中です。書いたひとがそのまま選考委員を務めるシステムなのですね。
受賞作が決まりましたら、「第一回イロカワ文学賞」という冊子を作り、全投稿作および全選評を掲載する予定なのですが、この冊子は原則、和歌山県色川の「らくだ舎」さんでしか入手できないようにする予定です。
「らくだ舎」さんはこちら。
ちなみに色川はここ。
大阪から車だと片道5時間で行けます。どどーん。「日本のほとんどの場所から日帰りできないのでは」と言われてしまいました。
きょう「らくだ舎」さんを訪問して、原稿をお渡ししてきました。
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山道を奥へ奥へすすみます。
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MTの軽自動車でよかった。とか言ってたら、ハイエースの町民バスとか宅配のトラックとかも狭い道を通っていくので、プロはすごいなあと思って見てました。
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これは小阪の棚田。季節になればもっときれいだろうなあ。
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小阪の郵便局では種も売っていました。
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田垣内の茶畑。この地名が読めるひとは色川外だとゼロ説。色川の人も間違ってる。
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「らくだ舎」さんにうかがうと、ニワトリさんが応対してくださいました。
おもいきり印刷したA4紙のものをお渡しすると「ゲラってかんじですね!」と快く受け取ってくださいました。中身も読んでいただけるそうです。ありがたや。
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きょう買った本。本を選ぶと店長の千葉さんがコメントくださるのです。ていねいに本を扱っておられるので、ここでは選び抜かれたいい本がいっぱい見つかるし、本を通じた世界のひろがりも産まれる。1日かけて本屋だけ行く、というのはぜいたくな時間の使い方ですけど、それだけの価値がある場所だと想ってます。「価値」っていうのは「不便」のことなのかもな、と思ったり。
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色川でとれた野菜のサンドイッチがしゃきしゃきですごく美味しかった。
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イロカワ文学賞の成功をお祈りして帰りました。帰ろうとしたらニワトリさんが車をつついてきて阻止されたけど。
イロカワ文学賞の選考は2月いっぱいです。どの作品が初代の受賞作になるかな。とてもたのしみ。なんかいかイロカワ文学賞はやろうと思うので、ちょっと「不便」な賞かもしれないけれど、ここにしかない価値はあるから、よかったら投稿してみてくださいね。
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