XWearとXAvatarのざっくりとした使い方纏め
※この記事はIspVitaminの独学の我流での使い方になります。正しい使い方でない場合もあるので正確性は保証しかねます。
この記事は2024/10/23のオープンベータテスト時に執筆されました。更新などでこの記事の情報が古くなる可能性があります。
みなさんこんにちは、VRoidのオープンベータテスト、試しました?
やばいっすね。
今回はさっくりと自分が人柱として試しに使ってみた使い方フローを纏めます。
環境を整えよう!
はい、まずは必要なソフトを揃えます。
必要なものは下記のとおりです。
XWear Packager
VCC
各種シェーダー
XWear PackagerをPixivの公式サイトから導入します。
導入にあたっては事前に必要なソフトとしてUnityHubとVRChat公式サイトからVCCを導入する必要があります。
VCCではVRCSDKやXWear Packagerの類のバージョン管理が主にできます。
この機能の応用で、上記のPixivサイトからXWear PackagerをVCCに登録しましょう。
これによってXWear Packager用のUnityPackageのインポートなどが楽になるのでおすすめです。
とりあえず、VCCとVRCSDKは最新版にしておきましょう。
これらのバージョンが古いことによってXWear Packagerが正常に機能しないことがあります。
XWear Packager用のプロジェクトを作ろう!
VRCSDKから、Avatarのプロジェクトを作り、上記で登録したXWear PackagerをManage Projectからプロジェクトにぶち込みます。
Unityの画面上部ツールバーにVRoidの項目が追加されたなら導入成功です。
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このタイミングで、MToonと普段使うシェーダーを導入しておきましょう。
使いたい衣装をXWearに対応させよう!
既に使いたい衣装がXWearに対応しているって人は読み飛ばしてください。
まぁこれに関してはフィーリングで割となんとかなることが多いのと、公式マニュアルに書いてあるのでだいたい分かるので、まずは公式マニュアルを読んでください。
この記事ではマニュアルを読んだうえでつまづきやすいポイントを補足します。

まず、ぶっちゃけこれは今後のアップデート次第なのですが、衣装のアーマチュア割当がうまくいかないことが多いです。
その場合はヒューマノイドボーンの割当を自動でする必要があります。
紐づけがうまく行ってない場合はXWearの機能で衣装に追加されたHumanoidMapComponentから、手動でヒューマノイドボーンの各種ボーンを割り振ってください。
XWearがうまく動かない原因の7割はHumanoidの紐づけがうまく行ってないと言っても過言では有りません。
また、XWearはMToon以外のシェーダーにも対応しているのでVRM形式としてVRC以外で使うアバターに衣装を着せたい場合はこの段階で衣装のシェーダーを変えてください、
XAvatarへの移行
公式マニュアルを参照。
基本的に人型なら大抵行けると思います。
衣装と同様、VRM運用をするならシェーダーに気をつけたほうが良いかもです。
また、揺れ者やボーン周りの設定が複雑だと移行しづらいかも。
これに関しては自分のアバターがうまくいかないときは公式に要望や不具合を投げましょう。
VRoidで服を着せよう!
VRoid Studioのオープンベータを起動後、画面上部のVRoid編集/着せ替えから着せ替えを選択して、新規作成でプロジェクトを作ります。
まず、XAvatarやVRoidのアバターの素体を読み込んでから衣装を追加します。
衣装を自動で合わせたり素体の余分なところを消すか聞かれるのでそれで調製をした後、衣装のメッシュを選択して各種ボーンのスケールや位置を調整して細かいところを微調整していきます。
また、完全にメッシュが消えてないとか干渉するとか余分に消されてしまった部分を素体を選択してから「ブラシで復元・削除」で微調整します。
この機能の注意点はテクスチャを透過させることで消していた従来のVRoidと違い、メッシュを削除して素体との貫通を防いでる点に注意が必要です。
そういった機能を使って良い感じにアバターと衣装の体型を合わせて微調整します。
作業が完了したら右上のボタンからVRoidやXAvatar形式でエクスポートします。
注意するべきことが2点。
衣装と服で同じメッシュ名のものがあるとエクスポートできません。
また、VRMで使う場合は素体や衣装のシェーダーが全てMToonになってるか確認してください。
VRChatにXAvatarをアップロードしよう!
さっきつかったUnityプロジェクトを開きます。
そしてXWear Packagerのウィンドウを開きインポートという項目を開きます。
そして上の項目でインポートしたXAvatarのデータをインポートします。
そしたらVRC向けにセットアップされたPrefabが生成されるので、それをアップロードすれば完了です。
細かい微調整は分かる方はUnityでしましょう。
これらが自分が実際に触ってみたときに使った作業フローになります。
オープンベータテストということもあり、資料不足だと思うので今後の参考にするべく今回記事を執筆しました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それでは皆さん、よいVRoidライフを!