ユーザーの最高の体験を描く!ストーリーボード!
どうもUXデザイナーの新卒1年目もうすぐ2年目の磯崎です。
この間ストーリーボードについて大きな勘違いがあったんですね。
みなさんストーリーボードってどんなもんかご存知ですか?僕は真のストーリボードを知らなかったです。
思いついた施策のストーリーをイラスト付きで描くのねって思ってましたが。それでみんながイメージが湧きやすい〜共有しやすい〜って。
それが全く違って、正しいやり方をこの間使ってみたらとてつもない効果を発揮したので是非話させて下さい。
それはペルソナの設計が終わり、このペルソナに向けてどのようなコンセプトを考えるかについて話していたところなのです。。。
アイデアは思いつくもののそのアイデアが果たしてこのペルソナにとって良い体験になり得るのかが突っかかって。。。
そこで天才デザイナーの先輩Mさんに話を聞きました。
「どうしたらいいんですか?」「ストーリーボード使ってみなよ」
早速自分の思い描くストーリボードを書いたのですが、全然会議が進まず…みんな「だからなに?」状態でした。
僕の思うストーリーボードは全然違かった。
ストーリーボードはペルソナにとってどうなることがベストの体験なのか。そうなるためにはどういう施策が有効か。その施策においてベストの体験をしてもらうにはどういった機能/面デザインが必要かを考えを考えなくてはいけなかったんですよ。
なるほどと思い、早速手順に当てはめてストーリーボードを作ってみました。
①.バリューシナリオを作る
ストーリーボードを作る前にシナリオを考えなければいけないとは💡当たり前ですがついいきなりを絵を描きがちですね...💦
ペルソナにとっての最高の体験を考えるんですね。私たちが考えるアイデアや施策は登場させていけないみたいです。これもつい、登場させたいですよね。
それでもって、今はその最高の体験を実現させられないかも知れないけど、それを叶えるために今はどんな手段を使ってるんだろうって考えました。
②.アクティビティシナリオを考える
次にそのシナリオの中でペルソナがどんな気持ちになってどんなことを行動をとるのかを書き加えていきました。
しかし、まだここでは私たちが考える具体的な提案物は出せないみたいで。早く登場させたいですよね〜
③.インタラクティブシナリオ(ストーリーボード)を考える
最後にシナリオに沿って自分たちの考えた提案物がどのように使われるかをイラストと一緒にワイヤーを書き記したものを作りました。ようやく提案物が登場!
徐々に徐々にシナリオが具体的に具体的になっていくんですね。
ここまでやると...こんな感じ!
手書きレベルのワイヤーで操作イメージを書き入れて完成です!
正しい手順でストーリーボードを作ってみると施策施策〜に目を向けがちだったのがユーザーの体験に目が向けられていつの間にか悩んでていたどんな施策がどれだけ効果があるのか分かってきました!そして機能も詰められてきて会議は大躍進!
こうやって手順を踏むことで、私たちの考えた施策がどのような体験をペルソナにもたらすかが分かり、どの施策が有効かが測れるようになるんですね!!
ストーリーボードという名前に引っ張られてただ物語を描くと思い込んでいました..。
何のためにストーリーボードを作るのかをきちんと考えて、そのストーリーから何が見えてくるかこれからは考えます!
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