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読書感想:コ口ナウ イ ル スの真実

noteがどんな会社かよく知らないので、少し伏せ字を使って書くことにする。noteが提携している会社の中に、C国とずぶずぶの関係の会社が入っているから。

これは、クルーズ船での対応を批判した感染症専門医が書いた本だ。2月に話題になっていた頃は、言い分が食い違っていて、どっちが本当なのかなー、って思っていた。

本にはいろいろ書いてあるが、彼の本質を表すのはC国についての記述だと思う。彼によると、「C国は何も隠蔽していない。情報の公開には透明性があり、感染への対応も評価できる。」ということだ。そんなことを誰が信じるんだろう。

昨年末には人から人への感染をC国当局が把握していたことが明るみになっている。彼も当然そのことを知っているはずだが、本には逆のことを書いている。

日本のことはボロクソ言ってるのに、C国のことはべた褒め。これで、彼の言うことが一気に胡散臭く感じて、読むのをやめた。

ただ、これで逆に、真実が何かがわかったと思う。

クルーズ船はイギリス籍で、その運行はアメリカの会社がしていた。当初は公海上にいたので、クルーズ会社が対応の指揮を取っていたが、客を自由に移動させてたり、ひどいものだったらしい。日本が対応を(義務が無いのに)引き継いだときは、もう手を付けられない状態だった。しかも当時は感染経路や病状についての情報も限られていて、その中での対応はかなり大変だったようだ。当然ゾーンはぐちゃぐちゃだった。そのような状況をおそらく知っていて乗り込んだ彼は、どんな目的を持っていたのだろうか。

クルーズ船から日本国内へ感染が拡大したという話は聞かないので、対応はそれなりに機能していたのではないか。

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