2024年5月4日 『ストップ・メイキング・センス』スタンディング&発声可能上映@新文芸坐



大正解の予定変更

戦争反対!

今月は金土が連休。とはいえ、早朝に目が覚めるルーティンは変わらない。本日も例に漏れず。

典ちゃんが京都最終レースを快勝し、岡部幸雄元騎手が持つ歴代2位の通算勝利数に並んだ。これで単独2位に王手。もう時間の問題だろう。

夕方、池袋の新文芸坐へ。『ストップ・メイキング・センス』を観るためである。

今回は座席をデフォルトの最後列から3列前の席に。

これはインスタの配信で従業員の方が言っていたアドバイスがあり、それに従った形。

曰く「音響の設置位置の関係でアクションだったり音楽だったり、音を感じられる作品の場合は少し前に出た方が良い」と。

こうすることで最後列だと音響の下に潜り込むようになってしまうのを防ぎ、ちゃんと威力を得られた状態で鑑賞できる…って訳。

確かに音の浴び方が違ったように思う。作品は約90分、あっという間に終わってしまい「俺、寝てないよな!?」と錯覚したほど(笑)。

で、この後にスタンディング&発声可能上映があるのは知っていたから、一瞬どうしようか迷ったものの、出した結論は「よし!続けて観て行こう!」。

どうせ夕飯を喰らって帰るつもりだったし、それを取り止めて家で食べれば良いだけ。

それに元々この上映形式には興味があった。良い機会。すぐさまカウンターでチケットを購入する。

間を置かず連続で同じ映画を鑑賞するなんて『キル・ビル』vol.2以来(あの時は上映回数がvol.1より格段に減った関係で必要に迫られて…だった)。

まず新文芸坐のマネージャーである花俟氏の前説。

同氏が「『アメリカン・ユートピア』から入った方?」と挙手を求めると結構手が上がる。

何を隠そう僕もその一人。それまでデヴィッド・バーンもトーキング・ヘッズも全く知らなかった。

それがあの作品で素晴らしさに触れ、すぐにサントラを買って聴き込み、今日ここに来ているのだから人生面白いもんだ!と思う。

始まってすぐに気付いたのは通常上映とは異なる「音」の伝わり方。

この形式に合わせてバチバチに調整したと花俟氏が言っていた通り、まるでLIVE会場にいるが如く体に響きが刺さってくる感触。

なもんで、スッと入っていけたし、何よりそれぞれがそれぞれに楽しんでいる様が分かって。

とても良い空間が生まれていたのは間違いない。映画館でこんな素敵な体験ができるとは!

終映後はパンフを買い、ロビーに展示されているポスターの写真を撮り…(反射して自分や他のお客さんが写ってしまっているため掲載は自粛)。

余韻に浸りながら帰路に着く。良き日!!

追伸。

デイヴィッド・バーンが若かったなぁ(笑)。しかも、動くこと動くこと。あと最前列に陣取っていた数人、降りがほぼ完璧で感嘆。

いや、良かった。また参戦したいです。




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