文学フリマ東京37、初出店の記録と感想
11/11(土)、文学フリマ東京に初参加しました!
感想、その他書いてみます↓
パニック障害の予期不安は出なかった
過去の日記にも書いてますが、私は軽度のパニック障害持ちで人混みや閉所が苦手です。にも関わらず、デザインフェスタとか、文学フリマとかに申し込みがちです。人混みは嫌いだけど、人と接するのは好きだからです。
そして、イベント前日くらいに「わー、どうしよう。なんで申し込んじゃったんだろう」と後悔します。そんな私の今回の心の動きを振り返ります。
数日前から少しソワソワ
イベントの少し前からソワソワし出すのは、パニック障害を発症する前からの事ですが、今回の文フリ東京は過去最高の人出が予想されていたので、前日は不安が高まりました。
でも、その夜はいつもにも増して熟睡出来ました。なんでだろ。
直前にお薬半錠と暑さ対策
なんか大丈夫そうだったけど、念の為に頓服薬を半分だけ飲んでおきました。
あと、暑いと症状が出やすいけど、寒いのも嫌なので、服装はすごく気をつけました。夏物のロングスカートの下にスパッツを重ねばきしました。これが正解で、人が増えて暑くなって来たらお手洗いに行ってスパッツを減らして行くと快適でした。
帰る時にまた沢山履きました。
帰りは少し待ってから
イベント終了後は、片付けが終わってからもモノレールの混雑がおさまるまで待ちました。1時間くらいでかなり空いたので、なんとか帰宅出来ました。一回少し混み合ったので電車から降りてしまいましたが、ちょっと待ったら乗れました。
自分を褒めて、でも期待しすぎない
申し込んだことを毎回後悔しつつも、今までパニック障害のせいでイベントに出られなかった事はありません。
今回も無事に終了しました。それは、パニック障害になる前の自分にとっては大した事ではないけれど、今の自分にとっては大きなチャレンジで、やり遂げた事は褒めてあげたいです。「よく頑張った、感動した!」と、心の中の小泉元首相が言ってます。
でも、それはたまたま体調が良かっただけかもしれませんし、「パニック障害でも出来るよ!あなたも頑張って!」みたいな記事にする気は全くありません。
人それぞれの身体と事情がありますよね。
嬉しかったこと
嬉しかった事はたくさんありました。
良い感想をたくさんもらえた
おっぱいの絵本を読んで声をあげて笑ってくれた若い女性、「うーん、分かるわー。私も子育て中、おっぱいが伸びればいいなあって思った〜」と共感してくれた女性、「そうそう、子どもが生まれると、おっぱいって『子どもの食糧』という、今までと別のモノになるんですよね」と、私がぼんやり思ってた事を的確に言語化してくれた方など、素敵なお客様から感想をいただけました。
イラスト集も、普段から絵を描くという方と話が弾んで楽しかったです。
それと、無料配布した栞は、あっという間に100枚無くなってしまいました。栞の絵のグッズがあったら欲しいという方もいました。
ちなみにグッズはスズリで作ってます↓
よかったら見てみてください。
ご近所づきあいの楽しさ
これはリアルイベントならでは、ですね。同じ机を分け合ってるお隣さんにお菓子をもらったり、印刷所の情報を教えてもらったりしました。
向かいのブースの出版社さんは、子ども向けの本の他に、プリンスの本を5冊くらい出されていて、「どうしてプリンスなんですか?」と質問したら「僕が好きだからです!」との事でした。プリンスについての熱いトークが楽しかったです。よく見ればブースにかけてある布もパープルでした。
イベント中と次の日ずっと、私の頭の中のテーマ曲はプリンスのパープルレインでした。
次回に向けて
早速、来年5月19日の文学フリマ東京38に申し込みをしました。また、直前に後悔する事でしょう。
次回は一冊絵本を増やして、栞も二種類、大量に作り、更にフリーペーパーも作りたいです。
できるかなあ。できるといいな。