IGNITE AMPSのPTEq-X
フリーのPultecタイプのEQを見つけたのでちょこっと試してみました。
PultecについてはUAD、Waves、IKのを使ったことがあるんですが、コレもなかなか良いと思います。
IGNITE AMPS PTEq-X
http://www.igniteamps.com/
「Pultec良くわかんないぜ!」って人のためにちょっと解説します。
今回は特にわかりにくいであろうEQP-1Aを模した真ん中のセクションを(PTEq-X的にはPEQ1A)
まずはノブの配置が分かりにくい。
この組み合わせで捉えておくれ。
一番左 ロー
CPS(Hzと捉えてよろしい)で選んだポイントをBOOST、ATTEN(カット)します。
両方ともシェルビングです。
おそらくこのセクションが一番分かりにくい。
BOOSTとATTENではポイントがズレていて、ATTENの方が高いポイントを起点に変化します。
分かりやすいように極端な例で説明します。
BOOST 10 / ATTEN 10 だとこんな感じ。
結果 120Hzあたりにdipができます。
BOOST 10 / ATTEN 6 だとこんな感じ。
カット量が減るとともにdipのポイントが上にシフトしています(160Hzくらい)。
最終的には耳で判断すべきですが、この特性を理解しておくと狙った音にしやすいと思います。
色々試してみてね。
真ん中 ハイ BOOST
ここはベルです。
KCS (kHz)でポイントを選んでBOOST。
BANDWITHは0だと狭くて、10だと広い。普通のEQと逆なので注意してくださいね。
一番右 ハイ ATTEN
ここはシェルビングです。
ここがPTEq-Xの良いところその1です。
実機や他のPulteqエミュは5k, 10k, 20k, しか無いんですが、コイツはもっと細かく選べます。
TUBEのセクションはプルダウンから真空管の種類を選べます。
ハイパスの切れ方と倍音の出方が変わるので、色々試しましょう。
これも他のPulteqエミュには見られない部分でポイント高し。
以上、PTEQ-Xはいいものだ。
Spotifyでiso:Rの曲をチェック!
https://open.spotify.com/artist/1FM811d0S6Z0nM0laOina6?si=Y6dvJ6JlS-qSt-oMDLXt5w
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