引っ越し
10月末に1年半暮らした高知から東京へ引っ越しました。
本当はもっとここに高知での暮らしや感じたことを書くつもりでいたのだけど、下書きが増えていくばかりで全然更新できないまま東京へ来てしまった・・
高知で過ごした時間は、誰かに伝えたい・自慢したい発見や気づきが沢山で、大体ギラギラに晴れていて目に映る景色は青と緑が半々で、イメージの中の夏休みみたいだった!私が住んでいた高知市の中心部は街に季節感が少ないので(年中椰子の木が緑の葉っぱを生やしているから?)記憶の時系列が曖昧になっており、こないだまで住んでいたのになんだか幻のよう。
高知の魅力のうち半分くらいは、住んでみないとわからないんじゃないかと思う。
晴れと雨のはっきりした潔い天気、だいたい晴れてる、美しい川・海・山が身近にあること、日曜市、居酒屋のレベルが高いこと、良い図書館、街の人が気さくなこと、水路がきれいなこと・・ささやかでも、近くにあると日々をじわじわと心地よくしてくれる要素が沢山で 短い間だったけどこういう豊かさがあるのだと知ることができて本当に良かった。
とても綺麗なのに人が全然いない奇跡のような場所も多くて、なんて贅沢なんだろう。都会には文化も技術も知識も人も集まってくるけど、この山とか川は持っていけないんだなあ。はたしてその尊さにみんな気づいているのだろうか・・?(ここに文化や芸術が追い付いたらもっと最高なのにとは思う)
まだまだ高知や四国で行きたいところ・やりたいことは沢山あるし、友達もできて、ここで離れるのは勿体無い気もするけれど、私は高知でのんびりやって30代を終えていいのか?とも思うし(夏休みのようなところで仕事を頑張るのはけっこう難しい・・)
20代後半くらいから地方に住んでいることをアイデンティティのようにして、東京は住むところじゃないと勝手に決めつけていたけど、そういうのもやめて素直に一回東京に住んでみようと思う。
そしてまたどこか全然知らないところに住んだりしたい。