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日本酒の楽しみ方とその奥深さ 五十森達哉

こんにちは、五十森達哉です。
前回、日本酒の歴史についてお話ししましたが、今日はその続きとして「日本酒の種類と楽しみ方」についてお話しします。歴史を知ると、日本酒を味わう楽しみも一層深まるはずです。

●日本酒の種類:知っておきたい基本
日本酒は、その製造方法や材料によっていくつかの種類に分けられます。以下、代表的なものをご紹介します。

  1. 純米酒
     米と米麹、水だけで作られたシンプルな日本酒。コクがあり、食中酒として最適です。お米の風味がしっかり感じられるのが特徴です。

  2. 吟醸酒・大吟醸酒
     お米を磨き(精米歩合)、より繊細な味わいを目指して作られるお酒です。華やかな香りと軽やかな飲み口が特徴で、特別な日にぴったりの一杯。

  3. 本醸造酒
     米麹と水に少量の醸造アルコールを加えたもの。すっきりとした味わいで、冷やして飲むのがおすすめです。

  4. 生酒
     加熱殺菌を行わないため、フレッシュでフルーティな味わいが楽しめます。保存には注意が必要ですが、季節限定で出回ることも多く、飲むたびに新しい発見があります。


●温度で楽しむ日本酒の表情
日本酒の魅力は、温度による味わいの変化にあります。例えば、「冷や」ではスッキリとした味わいを楽しめますし、「ぬる燗」や「熱燗」では香りや旨味が引き立ち、まるで違うお酒のように感じられます。

個人的におすすめなのは「ぬる燗」です。40~45℃くらいに温めると、日本酒本来の旨味が最も引き出されると感じています。特に、寒い季節に湯気が立つお酒を一杯やると、心も体も温まりますよ。


●食事とのペアリング:和食だけではない楽しみ方
「日本酒は和食に合う」というイメージがありますが、実は洋食や中華とも相性抜群です。たとえば、大吟醸の華やかな香りは白身魚のカルパッチョとよく合いますし、純米酒は中華料理の旨味を引き立てます。

また、最近ではデザートと日本酒を組み合わせる楽しみ方も人気です。チョコレートと濃厚な純米酒、チーズケーキとフルーティな吟醸酒など、新しい発見が次々と生まれています。


●日本酒の未来
現代では、海外でも日本酒が注目されています。ニューヨークやパリの高級レストランでも提供され、日本酒ソムリエのような専門家も増えてきました。

また、国内外でクラフト酒蔵が登場し、伝統と革新を融合させたユニークな日本酒が次々と生み出されています。たとえば、フルーツの香りがする発泡性の日本酒や、ワイン樽で熟成させたものなど、今までにない味わいを楽しむことができます。


●次回予告
次回は、「自宅で楽しむ日本酒のコツ」と題して、保存方法や道具選び、簡単なおつまみの作り方をご紹介します。日本酒の世界にさらに深く足を踏み入れてみませんか?

それではまた次回、五十森達哉でした!


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