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スト6向け最強レバーレスを自作する

自己紹介

1年ほど前にスト2というゲームを初めてプレイし、先月まで、ずっとCPU戦を楽しんでいました。格闘ゲームをプレイするのはこれが初めてで、アクションゲームがとっても苦手な私でも、スト2のゲームとしての素晴らしさや、魅力的なキャラや世界観は衝撃的でした。

そんな最中、話題の新作スト6が6月にリリースされました。初めは興味本位で触ったスト6でしたが、これが想像を絶するほどに面白い作品でした。

そして、本格的にスト6をプレイしてみたいと思うようになり、次第に専用のレバーレスコントローラを作ってみたいと、思うに至りました。

なぜ、レバーレスなのか?

私は、今までスト2をレバー式のアケコンでプレイしていました。

具体的にはこちらの製品です。

このアケコンは、とっても使いやすく、また、ゲームパッドのプレイに比べて、ゲーム体験そのものが楽しく感じられるという、お気に入りの製品です。


それとは別に、たまにレバーレスのアケコンの噂を耳にし、一度は、触ってみたいと思っていました。しかし、レバーレスをAmazonで見てみると、あまりに高額でした!噂に聞いたHitBoxも、Amazonで販売されていましたが、販売価格は7万円ほどになっていました。

それで、手を出すのは一旦は諦めました。

しかし、問題が発生しました。スト2とスト6を並行でプレイしてたところ、リュウの昇龍拳入力に混乱が生じたのです。というのは、スト6の昇龍拳の入力判定は、スト2に比べると曖昧であっても成立してしまうため、スト6を練習したあと、スト2に戻ると昇龍拳が出ないという事態に陥ってしまったのです。

それならばと、スト6は、レバーレスで練習して、スト2は今まで通りレバー式のアケコンでプレイしようと、そう考えたのです。

格安レバーレスを購入

とうわけで、1万6千円でレバーレスを購入しました。

性能はイマイチだけど、ボタンを改造すれば、かなりいいアケコンに生まれ変わるという噂を耳にし、改造用のボタンと共に、この中国製のレバーレスを購入しました。2週間ほどで、商品が手元に届き、早速ボタンを改造して使ってみました。

そして、一瞬にして、レバーレスの魅力に気づきました。

昇龍拳の入力があまりに簡単

私がスト2で最も好きな技は昇龍拳です。

昇龍拳を敵にヒットさせるために、何ヶ月もの間、レバーのアケコンで正確で素早いコマンド入力を目指して練習してきました。

練習のおかけで、60〜70%くらいの確率で、昇龍拳を出せるくらいになっていました。トレーニングモードであれば、95%以上出せるけど、実戦となると慌ててしまって、咄嗟にコマンド入力をすると、結構ミスしてしまう感じです。

そんな実力の状態で、レバーレスを使ってみたのですが、昇龍拳があまりに出しやすい!数回練習しただけでも、もう、連続で出せちゃいます。

10分後には、昇龍拳だけでいえば、レバーレスの入力精度を上回ってしまいました。レバーでは昇龍拳を1年近く練習してきましたが、その精度をレバーレスは一瞬で抜き去ってしまったのです。

格安レバーレスに不満が…

ボタンを改造して使っていたレバーレスですが、次第に不満が出てきました。

主な不安は、下記の2つです。

・改造によるストロークの調整がシビアで、なかなか安定しない
・ボタンの端を弾く入力を多用すると、ボタンが外れてしまう

この問題点を解決しようと試行錯誤しましたが、調整を続けるうちにあることが頭をよぎりました。

「あれ、これ、自分でゼロから作れるんじゃない?」

というのは、ボタンを何度も付け替えたり、ボタンを繰り返し分解しているうちに、アケコンの構造の理解が深まってきて、それで、おぼろげながら、自作の道が見えたのです。

レバーレスの自作を決意する

アケコンの自作をネットで検索してみると、いくつかの情報が見つかりました。

とあるブログではレバーレスを自作した際の情報が詳しく記載されていました。

それで、レバーレスの自作にはいくつかの方法があることがわかり、先人が残してくれた記録を何度も繰り返し読みました。

とりあえず、見ようみまねで部品を集めて、そして、自作してみようと決意しました。

決意したその日に、居ても立ってもいられず、千石電商というパーツ屋さんに走り、そして、天板に使うためのアクリル板をネットで注文しました!

秋葉原にある千石電商

次回に続きます(笑

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