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父スカルラッティの曲も聴いてみた
先日は誕生日ということもあり、ドメニコの作品を聴き比べました。
今夜は、お父さんの作品から1曲選んで聴いてみました。
曲名は、「スターバト・マーテル(悲しみの聖母)」です。
同じ題名の曲で、息子ドメニコは10声部の合唱に対して、こちらの編成は、、、。
ソプラノ独唱、アルト独唱、弦楽合奏(各パート一人)、オルガンと小さめです。
曲の長さも10分弱(08:52)ですので、ドメニコの同作品とは対象的ですね。
聴いた演奏は、アンサンブル・グラディーヴァによる音源です。
曲の出だしの和声進行が美しいので「つかみはオッケー」
うーん、その後は、何となく平凡な音楽に聴こえてしまいます。
ドメニコ程、凝っていない分、こちらを好ましく思う方もおられるでしょう。
で、最後は、「えっ?」と思うほど、あっけなく終わります。
まるで続きがあるような終止は、わざとそれを狙ったのかもしれません。
あるいは、この先の楽譜が紛失してしまったとも考えられます。
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