次回「定例イソラジ」(20201119)のためにビゼーの曲を選曲(8)
ビゼーの歌劇「カルメン」から生まれた曲を2曲、聴き直しました。
昨夜、全曲をカラヤンの指揮で聴いたばかりですので、まだ余韻が残っています。
そうした中で、抜粋的な作品で満足出来るものなのか、多少不安ありです。
まずは、デュトワが指揮した、こちらの音源から挑戦です。
1.ビゼー/ホフマン:「カルメン」組曲(36:05)
シャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団
他の指揮者の演奏では、曲目をカットしたり曲順を入れ替えたりが自由に行われています。
ところが、この音源は、第1組曲と第2組曲を元の曲順通りに、全体を1つの組曲として演奏。
この、全てを作曲者&編曲者の意図通りにして演奏した、という点が大きな魅力ですね。
この頃のモントリオール交響楽団は、カナダのオケながらもフランス物で勝負していました。
次は、自分たちのアンサンブルのために日本人が編曲し演奏した音源です。
2.ビゼー/松本望:カルメン・ファンタジー(09:08)
アンサンブル天下統一 ライブ録音
この天下統一のライブは、小編成弦楽アンサンブル用の編曲作品となります。
さすがに大管弦楽オケのような迫力には欠けますが、仲間内での合奏の楽しみは味わえます。
有名なメロディを、あちらの楽器、こちらの楽器と、うまく割り振っています。
ピチカート奏法(弦を指で弾く)が、ところどころで大活躍して変化を付ける編曲手法。
明日の夜は、ハイライト盤の聴き直しを予定しています。
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