アートコレクションを美術館に貸し出してみた
前回の記事で書いたように、コレクターとしては誇らしい「美術館にコレクションを貸し出す」ということができた。
もちろん今回運が良かったということもあるが、自分なりに考えた点もあるので「貸し出しまでのスケジュールや手順」「貸出料」「展示された作品を選んだ動機」などを記述したいと思う。
この記事の有料化について
大変申し訳無いが今回は有料noteにする。普段は知識はオープンであるべきだ、という立場を取っている。しかし今回の件はオープンにしたほうが良いか分からなかったため、そうさせていただく。
貸し出した作品について利益を得てしまうと規約違反になるかもしれないため、作家情報は避ける。
また今回に限り投稿してから2024/9/16までに得られた収益を全額下記法人に寄付する。売上があったため、寄付しました。購入していただいた方、本当にありがとうございます。
有料で申し訳ないが、目次を見て興味があったら是非見てくれると嬉しい。
美術館貸出について
貸し出しの手順
今回の場合は下記のようになった。
①作品を購入する
②しばらくしてギャラリーから貸出依頼が来る(私の場合一か月ほど)
③借用書が届く
④美術館に展示される
今回は額縁を作成していた為、展示の前にこちらに作品が渡らなかった。そのため特殊な例である。本来、貸出依頼が来てから、作品を発送する手順が入ると思われる。 余談だが、額縁の確認のため展示前に自宅に郵送して頂くはずだったが、ギャラリー側の手間が増えるため断った。そのためどうしても確認したい場合は一度郵送してもらい確認することも可能だとは思う。
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