ホトケノザはホトケノザではない!?徒然なる春休み(1)
皆さまこんにちは。
今さらですが、Facebookとはなかなか便利なもので、毎朝ご丁寧に「過去のこの日」を教えてくれます。記憶力薄子な私にとって本当にありがたい存在。
3月20日。2年前の今日というページに当時保育園年長組の次女との登園シーンがありました。保育園は我が家から約1.5㎞先にあるのですが、毎日慌ただしくしてるけど「朝のお散歩タイム」って、私たちの人生において貴重なんだろうなって、ふと思い3学期から徒歩通園していたのです。
朝の登園。次女保育園年長時
この写真の中でホトケノザを手にしている次女。てっきり、花束を作って先生にプレゼントしたのかなって思いつつコメント欄を読むと、「ホトケノザは花束にしているつもりではなく、1.5キロある道中、甘味補給のためらしい」とあり、ビックリ!すっかり忘れていました。当の本人に確認したところ、彼女もすっかり忘れていたとのこと。二人でお笑いです。
しかし、園児時代の次女は、ホトケノザの蜜が甘いことをどうして知っていたのでしょうか…そう言えば、9つ上の長男は、園で咲いているサルビアの花をかたっぱしからむしっては蜜を吸っていました。(わが子たちは、そんなに甘味に飢えているのか!)いやいやもっとさかのぼれば、私だって下校時ツツジの蜜を吸いながら帰宅していました。
さて、この画像を見ながらホトケノザと言えば、「せりなずな ごぎょうはこべら ほとけのざ すずなすずしろ はるのななくさ」(五七五調で)だよね~って、つい「春の七草」をうたう歌を詠んだのですが……あれ?この「春の七草」って1月7日にいただく七草がゆの七草だよね。1月7日と言っても、旧暦の1月7日だろうけど、それでも1か月ちょっと遅れだよね(ちなみに2018年は2月22日です)。
ホトケノザって3月中頃から咲き出したけど、そんな寒い頃から食べられたっけ???なんだか気になる気になると思い『学校のまわりでさがせる植物図鑑 春』(発行:金の星)をめくったら……ホトケノザ(シソ科)のページに「春の七草のホトケノザは、この植物ではなくコオニタビラコのことです」と、わざわざご丁寧に書いてあるじゃないですか!なんと!ホトケノザはホトケノザではない?!
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