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#図書館
優先順位(1)−震災被災地の移動図書館。
皆様こんにちは。
「〆切日よりも数日早く!」。これはフリーライターとしてのわたしのモットーなのですが、こんな私がテキスト入れよりも優先しているのが、「子どもに薦められた本は、何があっても即読む!」ことです。
子どもが小さい頃は読んであげていたのですが、だんだんと自分で読むようになり、だんだんと私の知らない作品まで読むようになりました。だから、「ママ、これ知ってる?面白かったよ、読んでみたら
あなたのまちに、図書館はありますか(その1)
突然ですが、貴方の街に、図書館はありますか?
「仕事帰りや休日にちょこちょこ行っています」
「接点ないなぁ…そう言えば、この近くの図書館ってどこにあるのかな?」
「図書館に行くようになったのは子どもが生まれてからだわ」
などなど、よく利用する派もいれば縁遠い派もいる。図書館との距離感は十人十色でしょう。
本来、図書館とは無料貸し本屋さんではなく、街づくり拠点の中核をなす施設。世界最古の図書館と言わ
あなたのまちに、図書館はありますか(その2)
さて、私の住む瀬戸内市に、2016年6月1日「瀬戸内市民図書館 もみわ広場」が誕生しました。
本との出会いだけではなく、多種多様な市民ニーズ(「あぁ~こういうこと知りたかったのよね~」的な潜在ニーズも含む)に寄り添える場であり、出会いや交流、誇りなども見つけられる広場でもあります。
ちなみに、愛称「もみわ広場」とは、瀬戸内市民図書館の基本理念である「もちより・みつけ・わけあう広場」の頭文字をとって
あなたのまちに、図書館はありますか(その3)
図書館のお話、第3回目です。
図書館建設にあたっての担当設計者は、プロポーザル方式で選定、最終審査は公開コンペをしました。実は私、このプロポーザルの審査員をさせていただきました。47社からご応募いただき、どれもこちらが提示していたコンセプトを反映して下さり実地調査もかなりして下さっていたので、「こんなに手間暇かけて私たちのために構想を練ってくださっている!」という思いと、「私よりもずっと前から待ち
「かこさとし」さんで、大きくなりました(1)
皆様こんにちは。
先日、しんみりとさみしい気持ちになってしまうニュースが飛び込んできました。絵本作家で児童文化研究者である加古里子(かこ・さとし)さんが5月2日に天国に旅立たれたとのこと。92才でした。
90才を過ぎても、神奈川県藤沢市のアトリエで毎日制作活動に励まれていた加古さん。新聞各紙で大きく取り上げられ、書店や図書館でも哀悼コーナーが次々と設置されていたので、ご存知な方も多いかと思
お月様に思いを寄せて(4) ―お月様と絵本②
(前回からの続きです)
さて、みんな大好きお月様がでてくる絵本はたくさんあります。我が家にも、三日月から満月まで数冊ありました。
9月になると、図書館でも「お月様コーナー」が設けられるのではないでしょうか…
赤ちゃん絵本の定番『おつきさまこんばんは』(作:林明子、出版:福音館書店)。この絵本が「ファーストブック」だったお子さまも多いのでは。寝る前の絵本タイムにピッタリですね。わたしもこの絵
かぼちゃが恋しい季節です(1)
みなさま、こんにちは。
10月に入り、今年も街中を占拠していますね。
オレンジ色したかわいい「かぼちゃ」たち♪
ほかにも、黒色の魔女やコウモリなどなど、スーパーや雑貨屋さん、100円ショップほかいろいろなところで見かけますね。そう、ハロウィンモチーフたち。個人的には(もう少しお月見関連商品を増やしてもらいたかったなぁ~)なんて思いもしますが、そんな私でもオータムカラーに囲まれると秋のワクワク感が高
壁のある人生(3)ー今の私を未来に思い出す壁
(前回の続きです)
これまで室内の壁の思い出話をしましたが、室外でも大好きな壁があるのです。それは、瀬戸内市民図書館の外壁。以前もご紹介させていただきましたが、瀬戸内市民図書館は、行政と市民が図書館に対する思いや憧れを長い年月をかけてシェアしながら築き上げた「市民図書館」なのです。
瀬戸内市民図書館(左側の建物)。全国で建てられた図書館のコンテストである、ライブラリーオブザイヤー2017で、