41)16/06/若い広場
リモートワークになっていいなと思ったことはいくつかあるが、そのうちの一つに聞かなくていいことが聞こえてこないことだ。要するに、社内のうわさ話。気にしなければいいのはわかってはいるが、聞こえてしまう場合もあって、知ってしまったために気になって仕方がないこともある。
久しぶりに会った後輩が、担当セクションが変わるかもと話してくれた。人事異動。そうだ、そういうこと。自分に関係ないとなると、情報が入ってこない。そして、前なら知らないことについてヤキモキしてたけれど、今は知らないってことは知らなくていいこと、と割り切れるようになった。余計な詮索もしなくなったから、事実を聞いて、自分で考えて受け入れる冷静さが保てている気がする。
とはいえ、異動が嫌な人だっているし、言いたくないけど、相手のためを思って異動を告げなきゃいけない人もいる。人間関係にも影響するから、優しく思いやりをもって事が運ぶといいなと思う。
やさしい歌が聴きたいなと、桑田さんの“若い広場”をセレクト。朝ドラ「ひよっこ」の主題歌だったこの曲は、ドラマの時代背景に合わせて書き下ろされたであろう、昭和の懐かしいサウンドが印象的。懐かしくてあったかい。家族やご近所さん、友達、同僚。誰かが誰かを思いやる気持ちが、優しく情感豊かなボーカルに込められてるようで、大好きな曲。何気ない思いやりって、大切だと教えてくれる。
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