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beenote
148）18/10/Good Time
今日は前の会社の同僚の誕生日だったので、久しぶりにLINEした。
今週は先月お祝いできなかった先輩の誕生日会もある。
子供の頃、生まれてきた人全員に誕生日がある、それを全部お祝いしていくのはキリがない、と親から言われ、友達のお誕生日会に行かなくていいと説得された。その度にプレゼントを買うのか、そのお金を出すのは我々親なのだと。
子供だったけど、確かに！と納得してしまったのは、この親にしてこの子あり、というところか。心のどこかで面倒だったのだと思う。そんな育ちのため、お誕生日にお祝いされるのも恥ずかしいし、人へのプレゼントを選ぶのも下手だし、誕生日というイベントが本当は苦手である。
月日も流れて最近は、久しぶりの連絡や、会合のきっかけにはなるんだなと思い始めた。
別に大したものじゃなくても、その人を思い浮かべる時間を想像すれば、プレゼントはなんでもありがたいと思える年になった。
みんなで集まって、ケーキを準備して、おめでとうと言ったり言われたり。年に数回そんなことを言い合える家族や仲間がいることの幸せを噛み締めるのが、誕生日なんだとわかって良かった。