【きまぐれエッセイ】10月21日(木):バランスなんか忘れて好きな仕事にとことん突き進もう!
ヤフーニュースを何の気なしに流し読みしていると、いまやベストセラー作家にして大人気YouTuber、コメンテーターとなったひろゆき氏の記事が目に入った。
彼の主張はとても明確です。「バランスなんかくそくらえ。好きなことにとことんのめりこめ」ってことなんです。
この国はいま豊かではあるけれど、そこに住む国民はちっとも幸せそうじゃない。それは、あまりにも人生のレールの先が見えすぎて「人生のワクワク感」がまったく亡くなっているんですね。
経済的に成功したが幸せな人生設計はできない日本
前に太平洋戦争が終結してから70年あまり、焦土と化した国土を必死に立て直し「経済大国」と呼ばれるようになった日本。
生来が真面目で頑固な職人気質の「国民性」でもって、国土の隅々まで鉄道を張り巡らせ、最高に整った国家を作り上げました。
しかし、それがいまでは行き過ぎてしまい、ルールでガチガチにしばられた息苦しい国になってしまいました。
そのために、自己肯定感が低くて自信のない人間がたくさんできてしまったように思うのです。「目標にむかってコツコツがんばる」というのは、しょせんは「保険」にすぎないのではないでしょうか。
「今すぐやってみたい」というエネルギーをすぐに徹底的に行動に移す
日本という国は「同調圧力」という目に見えないプレッシャーの強い国です。人とちょっと違ったことをすれば叩かれる、仲間はずれにされる。
こうした日本独特の環境のために、日本人の器というものがとても小さくなてしまっているのです。
若い人たちに「夢はなんですか」と聞いてみると「なにもない」という人が増えているとか。
でも、人として生まれてきた以上なにもやりたいものがないというはずはありません。
子供の頃を思い出してみましょう。必ずなにかしら夢中になった遊びやモノがあったはずです。
もう一度そういった夢中になったものを思い出しましょう。そして、それをいまからもう一度やってみましょう。
釣りでも自転車でもサッカーでも物販でもなんでもいいのです。
そして夢中になれるものを見つけたら、ちまちまやらずに一目散にその夢に向かって突っ走ったらいいんじゃないか。
脇目もふらずに突っ走った結果、そこに新たな世界が待っていることでしょう。