【Financial Update】Bloomberg: Asia Stock Rise, U.S.is going downward
今月末の米国FOMCでの利下げが25bp(ベーシスポイント)という小幅な下げの公算が市場には不十分と捉えられ、米国株は下落しています。
2018年から始まった高額関税の欧州で、米中貿易摩擦は一向に収束する気配がありません。これは単なる米国側の貿易赤字解消が目的ではなく、高度な電子技術の流出に対する制裁でもあるからです。
実際、米国と中国との貿易額、それに対する関税額の差は圧倒的です。米国は中国からの輸入額5,390億ドルに対し2500億ドルの関税を課す一方で、中国側は輸入額1,200億ドルに対しわずか1,100億ドルに過ぎません。
また、日本船籍のタンカーに対する攻撃から始まったイラン対米国の対立も、英国を巻き込んで一触即発の様相を呈しています。最新の報道では、イラン国内で活動していたCIAのスパイが逮捕され、死刑判決を受ける事態に発展しています。
ますます不透明感が高まる世界経済ですが、こうした流れの中でアジアの株式市場はどんな反応を占めているでしょうか。
さっそく今日もBloombergが発信する「Five Things You Need to Know to Start Your Day」から、記事をピックアップしてみましょう。
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