【無料プレ連載版】【元ITテクサポのビジネス雑記帳】3月29日(水):日経産業新聞の注目記事
こんにちは。おでかけ先生エンタメ英語塾のオオタニ・ケンジです。
海外営業職を約15年、ITテクニカルサポートを約15年務めた経験から、現代のビジネスニュースで気になったものをお届けしていきます。
それではさっそく、メディアからピックアップした注目トピックを見ていきましょう。
【サービス】コンタクトセンター・BPOのビーウィズ、接客・契約の一括処理オンラインツール開発
ChatGPTを始めとしたAIの技術革新が急速に進む中で、DX化の波に乗るべく、積極的に動いているところが評価できますね。
私も2020年初頭にビーウィズのコールセンターで働いていた経験があります。
20代30代の人間が現場の陣頭指揮をしており、とても活気のある職場でしたね。
2022年2月に東証一部上場を果たしていますが、2023年の1月から株価も順調に上昇しており、今後が期待できる企業といえるでしょう。
【転職・起業】常見陽平:改めてオフィスの価値を見直す
3月27日付けの経産業新聞に掲載された、労働社会学者、働き方評論家の常見陽平さんが、コロナ明けのオフィスのあり方についてコラムを掲載していました。
3月10日にグランドオープンした東京ミッドタウン八重洲に入居するテナント企業は、オフィス勤務再開に向けて「社員が行きたくなるオフィス」を目指したとのことです。
おしゃれなカフェやホテルの存在に加え、オフィス内部では壁を取り払ってオープンな構造を取り入れ、オンラインでは実現できない「偶然の出会い」や「つながり」を意識した造りになっています。
常見さんによると、コロナが開けに伴ってオフィスの価値も見直されてくのではないかとのことです。
【デジタル】メール送信のリマインドを自動化する「ロボットキャディー」
アナリストの山本御稔さんのコラム「コミュニケーションのつぼ:新常態サバイバル」で、「ロボットキャディー」という新しい用語が使われていたので取り上げてみます。
終業時間にパソコンをシャットダウンする際、やり残したメール(未送信メールと未返信メール)をチェックして知らせてくれるシステムがあるらしいです。山本さんが訪れたあるスタートアップ企業が開発中とのこと。
こうした記事を読んでいると、2023年からは本格的にAIとロボットの時代がやってくるなと感じます。
誰がやっても結果が同じ仕事や、何度も同じことを繰り返す仕事は
今後どんどん置き換えられていくことでしょう。
「人間しかできない仕事」「自分しかできない仕事」について、リスキリングも含め真剣に考えて取り組まなければいけないですね。
編集後記
ネット界隈では、ChatGPTが大きな話題になっています。
私もさっそくユーザー登録して試してみましたが、思った以上に賢い。最近発表されたGPTの最新バージョンである「GPT-4」も浸かってみたかったので、勢い余って有料ユーザー登録までしてしまいました。
謎解き企画会社『クロネコキューブ』を運営する岡田 充弘さんによると、「人間がする仕事は、改善、創造、交渉、しかなくなる」とのことです。
コロナ渦の終わりとともに、さらに環境が激変する世界。IT分野で海外に大きく差を明けられている日本人が追いつけるのか置いてけぼりになるのか、試練の時代がやって来ようとしています。