【在宅勤務のトリセツ】仕事でもプライベートでも使える、雑事をサクサクこなすための3つのテクニック
日本は相変わらず連休が多いなということを、スタバの窓から外の人通りの多さをみて感じる今日ですが、「連休なんて関係ねぇ!今日も仕事や!」というなんとも恨めしい気持ちの方もおられることでしょう。
ご本人がワーカホリックなのか、それとも私のようにADHD気味で集中力が散逸してしまうタイプの人かは別として、こんな時こそ煩雑は仕事はサッと終わらせて、秋の休日を満喫したいですよね。
そこで今回は、会社員だろうが発達障害だろうが、雑事をサクサク終わらせるためのちょっとした3つのテクニックについて解説していきます。
マルチタスクをやめてシングルタスクにする
最近ではよく言われていることですが、マルチタスクで仕事をすることは、集中力を低下させ、かえって効率を下げることが科学的に証明されています。また、人間の脳はもともと「いくつもの作業を同時に行うようにはできていないとのこと。
脳神経科学者で、早稲田大学研究戦略センター教授の枝川義邦氏は、プレジデントオンラインの記事の中で「マルチタスクは短時間での集中力は向上上がるが、そのまま続けると脳の機能が落ち、かえって脳にダメージを与えてしまうと提唱しています。
幕の内弁当に入っているおかずをつまみ食いするようにあれこれと手を出すのではなく、1つのことに集中することが結局は効率を高めることになるのです。
マウスなし、ショートカットキーのみでPCを操る
PCを使い慣れている人なら、ショートカットキーのひとつやふたつは常に使いこなしていることでしょう。でも、ショートカットの便利さを知っているのなら、もっと進んでWindowsやExcelなどの操作もなるべくショートカットキーで済ませるようにしてみましょう。
ちなみに私は最近、Altキーの効果的な使い方を覚えてから、PC操作が格段にスピードアップしました。
例えば、横罫線を引くのにもあらかじめ行選択してから下記のショートカットを使うと、マウスにまったく触らず入力できてしまいます!
[Altキー]+H+B+O=罫線に下線を引く
Excelは結構複雑な操作が多いので、ショートカットキーは覚えておいて損はないですね。
30分の単位で仕事をこなすポモドーロテクニック
先日もご紹介したポモドーロテクニック。1時間を25分+5分に分け、25分集中したら5分休憩するといったように、集中力を切らさずに用事をこなしてく方法です。実際にこれを実践すると、かなりの仕事を処理することができて、効率が格段にアップします。これこそ「働き方改革」の真骨頂ですね。
①第1セグメント(30分):25分集中→5分休憩
②第2セグメント(30分):25分集中→5分休憩
③第3セグメント(30分):25分集中→5分休憩
④第4セグメント(30分):25分集中→5分休憩
⑤長い休憩時間(30分)
大学の授業の1コマが90分間に設定されているように、人間の集中力には限界があり、なんと15分が1つの単位になっているのです。はっきり言えば、人間の集中力は15分間しか持たないのです。
2010年に孫正義社長(現会長)の後継者育成機関であるソフトバンクアカデミア第1期生に選考された前田鎌利(まえだ・かまり)氏によると、15分間という時間をうまく使えば短い時間で有意義な会議を行うことが可能になるとのことです。
まとめ:時間は二度と取り戻せない「個人資産」
カリスマ経営者も新入社員も、等しく持っているものといえば「時間」です。しかも、一人が一日に割り当てられる時間は24時間。財産や性別を問わない絶対的な法則であり、しかも二度と取り戻すことはできません。
この貴重な時間をただ何となく過ごすのか、効率を考えてすごすのかは皆さん次第です。ちょっとした時間を無駄にせず、コツコツと積み上げていくことが、将来大きな差となって表れてくることでしょう。
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「ショートカットキーの使い方はわかった、でもまだちょっと物足りない」というアグレッシブな方は、いっそのこと「マウスの使用をやめる」してみては?最近のExcel本ベストセラー「神速Excel」では、「マウスを絶対使わない」をキーワードにして、何もかもショートカットキーのみでExcelを操る方法が満載です。テキストの作りも180度開いて勝手に閉じない仕様になっているので、会社始業前の30分にでも毎日トレーニングすれば、たちまち「時短の達人」になれること間違いなしですよ。
関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。