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【五十路MAN日記】日本人には「味わう」が足りない!

最近、「味わうこと」にハマっている。それはつまり、おじいやおばあのように、一口で30回しっかり噛む、ということなんです。

僕は食べることが子供の頃から大好きな一方で大の偏食。お茶や水はまったく飲まず、もっぱらファンタオレンジばかり。みかんは嫌い、スイカは嫌い、納豆は人の食べるもんじゃない!なんて言って、口の中は虫歯だらけ。

しかし、やはり齢50も過ぎた頃から、体調を崩していろいろな病気に次々かかる羽目になりました。そこでしっかり反省して、玄米中心の一汁一菜の和食に切り替えました。

玄米というのはとっても和食にぴったり合うのです。6時間から12時間ぐらいしっかり水を吸わせて炊くと、これがまた漬物と味噌汁だけでもバクバクいける。

でも、ここで気づいたのは、やはり食べる楽しみは「今日も食事にありつけたことに感謝して、自分が心から食べたいものを、しっかりと噛みしめるということなんじゃないでしょうか。

今の日本人はとにかく忙しい(フリをしているひとも含め)。昼食時の職場の休憩室では、コンビニおにぎりやインスタントラーメンで済ませている人を多く見かけます。

でも、「時間がない」「お金がない」といって食事を粗末にすることが、花粉アレルギーや便秘、皮膚のトラブルにつながっていると言われています。

食べないと人は生きられないし、死ぬまでにできる食事の回数は限られている。ならば、もっと好きなものを食べましょうよ。

そう言う僕は味わうことが行き過ぎて、今ではジュースなどの飲み物でさえ、一度口に含んで口の中全体で味わってから、飲み込むようになっちゃいました。

関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。