【ドラマde韓国語】感想文:愛の不時着(1)
海外ドラマ見てますか?みてますよね。ヒマなんだし。
あ、そうか。非常事態宣言取り下げで今日からご出勤のかたもいらっしゃるわけね。じゃ、ヒマじゃないですよね。
でも、「自宅謹慎」中はドラマ見まくってたんでしょ?特に韓国ドラマとか。
なんかおおいに盛り上がっているみたいなので、僕も乗り遅れないようにあわてて見ました「愛の不時着」。しかもまだ第1話だけ。
会社の同僚と顔を合わせたら、ちょっとは話題についていきたい人もいると思うので、今日はにわか仕立てで「感想文」を上げてみました。
この記事では、「愛の不時着」みどころを3つざっくり説明し、ついでに劇中の韓国語についても一緒に勉強していきます。
といっても「韓国語検定1級持っているので、上達のしかたおしえまーす」といった上から目線ではなく、ド素人がほぼドラマだけで韓国語に親しもうという無謀な企画。
あくまでドラマを楽しむことを第1優先で、ストーリーと韓国語を楽しめるように工夫します。
あらすじ
韓国のファッション企業の社長令嬢であるユン・セリは、ついに父親から「跡継ぎにする」という言葉が聞けて大喜び。
商品開発を兼ねてパラグライダーを楽しんでいたところ、竜巻に巻き込まれて北朝鮮の非武装地帯に「不時着」。韓国軍の地雷処理専門部隊を統率するリ・ジョンヒョク中隊長に発見され拘束されかかる。
なんとか追手から逃がれて森と草原を走り抜け、たどり着いたところは典型的な北朝鮮の貧しい村。「やはりここは北朝鮮だったのか」と茫然自失のユンが出会ったのは...。
「愛の不時着」第1話ここがイイ!
韓国ドラマファンでもなんでもなかった僕が、この愛の不時着を見てみて感じたポイントを3つ上げてみます。
韓国の美男美女俳優は「顔」だけじゃない!
日本のテレビドラマのキャストは往々にして、顔がきれいなだけで演技力といえば「???」のアイドルばかりですが、そこはさすがの韓国ドラマ。
ヒョンビン(リ・ジョンヒョク中隊長)とソン・イェジン(ユン・セリ)は、美男美女でありながらコミカルな演技もできて、微妙な顔の表情で見せ場を作ることができます。
軍人役であるヒョンビンは役柄上、キリッとしてあまり表情を変えませんが、ソン・イェジンは「ヤリ手の社長令嬢」なのにとってもおちゃめで愛らしい。素直にストーリーに引き込まれます。
華やかな社長一族の生活と北朝鮮の軍隊生活の対比
冒頭から約50分間は、ファッション企業の総帥としてのユンの活躍ぶりが描かれます。
スキャンダルさえもビジネスに利用するしたたかさ、父から後継者の座を勝ち取り、長男・次男夫婦を追い落とそうとする傲慢さ。でも、不思議と憎めないんですよね。
でも、舞台が北朝鮮に変わってからは雰囲気が一変。韓国とはまるで正反対の北朝鮮の現状を、ちょっとユーモア混じりで映し出しています。こうしたストーリーの作り方のうまさも韓国ドラマならではです。
ユン・セリをとりまく脇役のバカっぷりが笑える
ユン・セリが非の打ち所のないビジネスウーマンであるのに対して、会社の部下や家族である母と兄二人の愚かさとバカっぷりの対比が効いています。
そうした脇役たちも、よくよく見るとすごくハンサムだったり可愛かったりするわけですが、見事に道化役を演じていて役達者ですねえ。
やはり韓国ドラマは、こうした幅広い演技をこなせる役者が揃っているからこそ、世界中でヒットを飛ばしアカデミー賞を受賞するまでになったのでしょう。
韓国語ひとくちレッスン:韓国語は誰でも「読める」
韓国語ってなんか絵文字みたいでどう読んだらいいんだろうって、みなさん思いませんか?僕はずっと思っていました。
でも、韓国語は「表音文字」なので、アルファベットの読み方さえ覚えればすくなくとも発音はできるようになるんです。
かなりざっくりいうと、ハングル文字の左半分は「子音(母音のこともある)」、右半分は「母音」なので、左半分の読み方+AIUEOで読むことができます。
例)어머니(オモニ):おかあさん
・「어」の左半分の林檎みたいな文字は「e」、右半分は「o」なので"eo"
・「머」の左半分の四角みたいな文字は「m」、右半分は「o」で"mo"
・「니」の左半分は「n」、右半分は「i」なので"ni"と読みます。
Google翻訳で調べてみると、だれでも簡単に韓国語の勉強ができますよ!
これから毎日「感想文+語学」をアップしていきます
今日は、「愛の不時着」第1話について感想を書いてみました。
みてそのままをすぐ記事にしたので、ピチピチの新鮮さと率直な感想をそのままです。
予定としては、これから毎日こうした海外ドラマの「ドラマ感想文+語学」記事をアップしていきます。
英語ドラマなら英語、スペイン語ドラマならスペイン語について、外国語大学アラビア語学科卒業の僕が専門外の外国語にチャレンジ。みなさんと同じ目線で説明しますよ!
映画やドラマのレビュー記事ブログは掃いて捨てるほどありますが、おなじことをやってもつまらないので、ストーリーと外国語を楽しめるブログを目指して執筆します。
あなたもよかったら、この記事にたいしての「感想文」や「フィードバック」をお寄せください。とても励みになります。
それじゃあ、またあした。
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ドラマや映画のもうひとつの醍醐味といえば、映像そのものだけでなく「オリジナル・サウンド・トラック(OST)」ですね。
その点では、エンターテイメント分野で今や世界的な支持を集めている韓国のこと。選んで間違いはありません。
愛の不時着のOSTも心にグッと来るバラードがそろっていて、思わず引き込まれますね。
バブル世代の僕としては、どこか昭和の匂いがするK-POPの「初めて聴くのに懐かしい」感じが気に入っています。
あなたもぜひ、聴いてみてください。