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【いそじまんの日記】10月11日(月):今日の振り返り
うまくいったこと/得したこと
●たいていのものごとは一晩寝たらなんとかなると悟った話
仕事やプライベートで問題を抱えていると、ついついムリをして夜ふかしするクセがなかなか抜けない。
仕方がないので、noteの記事をいろいろ物色していると、おもしろい記事に出会った。
読ませる文章力もさることながら、ヘタウマイラストもいい味出している。
このなかに「寝るより楽はなかりけり。」というトピックが出てくる。
この言葉はもともと、五・七・五・七・七形式の「短歌」と呼ばれる詩歌の形のひとつ「狂歌」とよばれるものの一部だ。江戸時代の天明年間(1781〜89)に流行し、シャレや風刺を織り込んだ滑稽な短歌をさす。
世の中に寝るほど楽はなかりけり浮世の馬鹿は起きて働く(読み人知らず)
毎日ゴロゴロして働かないでいる浪人があくせく働く庶民を皮肉って歌ったもののようだが、けっこう深い意味を含んでいると思う。
つまり、ずっと働き続けていると身も心も疲れ果てて体を壊したりするが、それならいっそ寝ていたほうが楽だという屁理屈だ。
さきほど紹介したnote記事中のお母さんによれば、悩んで悩んでそれでも答えが見つからなかったら、寝て体力を温存するに限る、ということだ。
うまく行かないことが続いたら、まずは睡眠をしっかりとろう。
作家でブロガーの勝間和代さんがYouTube動画で「8時間睡眠で幸せになれる」みたいなことを語っているので、睡眠時間が短くて疲れがたまっている人にはおおいに参考になるだろう。
うまくいかなかったこと/損したこと
●「ほんとうにやりたいこと」に集中できていない話
忙しくて目が回りそうだった9月が去り10月がやってきたというのに、あいかわらず目の前の雑用に追われて自分の仕事に集中できていない。
やはり、自分の人生を清算してまったく別の人生を生きなおそうという試みは、なかなか一筋縄ではいかないようだ。
まあ、そりゃそうだろう。半世紀近くも生きていれば、いろいろな人間関係のしがらみもある。
これまで慣れ親しんできて生活費を稼いでいる仕事、悪いとわかっていながらやめられないクセや習慣など、そうかんたんにポイッと捨てられるもんじゃない。
それでもやらなければならないのだ。コロナ禍の長期化でもって元の社会には戻れないことを知ってしまったのだから。
昨日と同じ今日、今日と同じ明日がずっと続くと思っていた人たちは、今回のコロナ禍で大きなダメージを背負ったにちがいない。
時間とは流れていくもので、現状がが未来もずっと続く保証などどこにもないのだ。
だから、「今しかできないこと」「本当にやりたいこと」をいま始めるのだ。
英語の決り文句に「YOLO」というものがある。一瞬「『よろ』?いったいどういうこと」と一瞬思ってしまうが、これは英単語の頭文字をつなげたもの(頭字語)だ。
YOLO = You Only Live Once.
(人生は一度きり。)
だから、目の前のことをちょっと置いても、本当にやりたいことを始めよう。
ぼくの知る限り、タイムマシンはまだ発明されていないし、あなたの机のひきだしから「ドラえもん」は出てこないのだから。
あなたと夜と音楽と:Rosemary Butler - Riding High
NHKの大河ドラマにも数多く出演しているベテラン俳優の草刈正雄は、昭和時代には「イケメンモデル」として若い女性から大人気だった。
その彼がこれまたバブル時代のドラマの女王である浅野温子と共演、バイクのレーサーを演じている映画が「汚れた英雄」だ。
原作は大藪春彦のハードボイルド小説で、1966年から1969年に週刊誌に連載され、のちに角川春樹が映画化を果たした。
主題歌を歌っているのはアメリカのシンガー、ローズマリー・バトラーで、この曲がヒットしたため来日し、テレビの音楽番組にも出演している。
ハリのある声量豊かな歌唱力で歌い上げるスタイルで、サーキットの興奮を生々しく伝えるエキサイティングな楽曲になっている。
昭和時代の活気ある日本映画の雰囲気を肌で感じながら、今夜も眠りにつこう。
ほな、またあした。
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