【日めくりnote】4月21日:きょうは何の日?
本日4月21日は、民放の日、川根茶の日、オーベルジュの日。誕生花は「ムルチコーレ」、花言葉は「高潔」です。
民放の日
1951年(昭和26年)4月21日に民間放送ラジオ16社に初めて放送の予備免許が与えられたことを記念して制定されました。
第二次大戦前までNHKに独占されていた日本の放送は前後に民間事業者にも開放され、民放の日以降の9月1日に中部日本放送(現・CBCラジオ)および新日本放送(現・毎日放送)が開局しました。
現在の放送事業はデジタル放送技術の進歩にともなって多角化しており、
次のような様々な放送形態があります。
■テレビジョン放送
・地上波テレビ
・BSテレビ
・CSテレビ
・エリア放送
川根茶の日
立春から七十七夜にあたる4月21日は、川根お茶街道推進協議会が新茶シーズンを迎えるスタートの日と位置付け、4月21日を「川根茶の日」に制定しました。
2007年(平成19年)には記念日の認定・登録を行う「日本記念日協会」へ申請し、正式に記念日として登録されたのです。
南アルプスを源流とする大井川の水を利用したお茶の産地である静岡県。
なかでも川根町が誇る銘茶「川根茶」は、日本屈指の銘茶として知られるようになりました。
こうした貴重な地方文化の象徴である川根茶を中心に市域の進行を目指し、静岡県川根本町・島田市・川根町が協力してさまざまな毎年イベントが行われています。
オーベルジュの日
最近よく食通の間で話題になっている「オーベルジュ」は、郊外や地方でその土地の食材を使ってシェフが調理する料理を楽しめるホテルのレストランです。
こうした料理に特化したおもてなしを提供するオーベルジュが日本で初めて誕生した1986年4月21日を記念して、日本オーベルジュ協会が「オーベルジュの日」と定めました。
オーベルジュの発祥地であるフランスでは、シェフが土地の特産品を新鮮なうちに調理したいということで郊外にレストランを開業。遠方はるばるやってきたお客に休息をとってもらうため、レストランの2階や従業員の居住スペースをお客に提供したことから始まっているとのことです。
4月21日生まれの特徴
4月21日生まれの人の星座は「おひつじ座」、守護星は「火星」です。
この日生まれた人は、知的な雰囲気を漂わせており、誠実で愛情の深い人です。精神力や直観力があり、頭もいいので小さい頃からクラスでも目立った存在だったことでしょう。
人望もあつくリーダーシップを取ってグループを率いる役目を任されることも多くなりますが、そうした地位に立つと逆にメンバーにたいして威圧的な態度をとってしまう傾向があります。
独立心が旺盛なのもあなたの特徴なので、独立開業を目指すのもいいでしょう。その際には、クリエイティブな素養が活かせる芸術系の仕事に就くとうまくいく可能性が高いです。
芸術家気質が災いして気難しい自分が表に出てしまうと、人間関係で争いが起こってしまいがちです。感情的に行動することは慎んで、常に冷静になって行動するようにしましょう。
4月21日生まれの有名人
・マックス・ヴェーバー(経済学者、1864~1920):有名な著書「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」において、ヨーロッパ資本主義の成立・発展とプロテスタンティズムとの関係を明らかにした。マルクス主義とは距離を置くナショナリストであったが、ドイツ帝国には批判的であった。
・輪島功一(元プロボクサー、1943~):ナポレオン・ボナパルトの甥で、一般には「ルイ・ナポレオン」の名で知られる。1815年のナポレオン失脚後亡命に追い込まれるが、1848年革命により国政に復帰してフランス第二帝政を開始し皇帝に就任した。
・臼井儀人(漫画家、1958~2009):広告関係会社で働きながら描いた漫画が出版社主催のコンテストで佳作を受賞し1980年に「クレヨンしんちゃん」の連載を開始。1992年にテレビアニメ化、1993年にアニメ映画化され大ブームとなった。
・HIKAKIN(YouTuber、1989~):海外のビートボックスに影響を受け、新潟の高校を卒業後に東京に拠点を移し、スーパーで働きながらYouTubeに動画を投稿。2010年にアップロードした動画「Super Mario Beatbox」がYouTubeにおける日本国内月間アクセス一位を記録、2010年度YouTube世界ベストパートナートップ500人に選出され、パフォーマーとして活躍中。
・寺田有希(女優、1989~):2004年にホリプロタレントスカウトキャラバンの大阪地区グランプリを受賞。2012年3月、東日本大震災の自粛ムードの中で所属事務所ホリプロとの専属契約を終了して独立し、舞台作品を中心に映画・テレビドラマに出演している。
【編集後記】音楽の小箱:Various Artists - We are the world(2020)
今日は、昨日の続きでマイケルつながりの楽曲として"We Are The World 2020 (25 Various Artists) - Fight COVID-19 (Music Video)"について、独断と私見たっぷりに語ってみたいと思います。
飢饉によって危機に見舞われたアフリカを救うために企画され、多数のミュージシャンが参加した”We Are The World"。あの時僕は青春を謳歌しまくりのお気楽大学生でした。
在籍していた学校は外国語専門の国立大学でして、なかでも「アラビア語」という特殊な言語を学んでいました。
当時教えていただいていたカイロ大学の教授は、この”We Are The World"に対して授業中に怒りを吐露していました。
内容ははっきりとは覚えていないのですが、たしか次のようなことをおっしゃっていたと記憶しています。
We are the world? What are you talking about?
No, you are not the world.
USA is not the only nation that control us.
最近こそパンデミックによって力の衰えが見えるアメリカですが、当時は「世界の警察」として世界各地の紛争に対して明に暗に介入し、その力を誇示していました。
今回の世界的な危機に際して、あの頃のようにミュージシャンが連帯し人々を勇気づけようという気持ちは理解できますし、それはそれで素晴らしいことだとは思います。
1980年代に行われたこのプロジェクトは、意図せずして一大チャリティー・ブームを巻き起こし、ポピュラー音楽界に恩恵をもたらしたのです。
しかしその一方で、実際には善意によって集められたはずの資金がアフリカへうまく届かなかったことはあまり知られていないようですし、僕もまったくそういったことを知らず「いい曲だなあ」などと能天気に思っていました。
そうしたことを考えると、当時の若くて無知だった自分に対する苦い記憶がよみがえり、ちょっとブルーな気持ちになってしまうのです。
★
とはいっても、これだけの大物ミュージシャンが集まる機会というのはそうそうあるものではなく、この楽曲自体の完成度はとても高いです。
音楽として純粋に楽しめるものなので、ぜひ一度聞いてみてください。
関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。