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【Apple Update】今週のアップル:たちはだかる2つの課題

6月10日に開催されたWWDCで数々の新しい製品とサービスを発表したApple。iPhone販売不振からの必死の巻き返しを図っている同社ですが、さらに2つの問題が苦境に追い打ちをかけています。

米メディアBloombergは、AppleがApp Storeにおいて特定のアプリの販売価格を操作することで不当に利益を得ているとして、訴訟問題に発展しつつあると伝えています。

Two software developers are suing Apple for price-fixing. The makers behind a basketball workout app and a baby-naming app allege that Apple creates unfair for app makers in its App Store. As a part of their lawsuit, they claim the company is constraining their ability to make a profit by prohibiting apps to sell for less than 99 cents or at a price that doesn’t end in 99 cents. They also take issue with having to sell through the App Store because Apple claims a 30 percent cut of any in-app sales. This is the latest in a string of lawsuits brought against the hardware giant for anti-competitive behavior in its App Store. This week, the Justice Department claimed oversight of any potential antitrust investigations involving Apple.
[Bob Van Voris and Peter Blumberg / Bloomberg]
(バスケットボール練習アプリおよび赤ちゃんの命名アプリの開発元は、Appleがアプリの価格操作を行っているとして訴えようとしている。Appleが運営するApp Storeにおいてその有利な立場を利用し、安価なアプリを販売できないようにして利益を得ているという。また、App Store内での販売では、売上の30%がAppleの取り分として徴収されることも問題だとしている。Appleを含むシリコンバレーのIT企業は今週、米司法省による反トラスト法違反疑惑の検証が行われる予定であり、この訴訟問題はこうした反トラスト法に関連した最も最近の事例となった)

つい最近の4月に、Qualcommとの間の訴訟問題でようやく和解したばかりのAppleですが、そこへまたもや降って湧いたような訴訟問題。

司法省の反トラスト法違反の疑いをかけられている中で、Appleがこの難局をどう乗り切っていくのか、見守っていきたいと思います。


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関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。