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【晴れ、ときどきアスペルガー】「ケチケチ貧乏」より「時間リッチ」を目指そう
しょっぱなからいきなり質問です。
あなたは、「時間」と「お金」、どちらが大切ですかと質問されたら、どう答えますか?
ドイツを本拠とする調査会社GfKが行った世界17カ国の15歳以上の消費者2万人超を対象にした調査調査によると、「お金と時間、どちらが欲しいか」との質問を日本人にしたところ、「お金より時間」と答えた消費者が最も少ないことが判明しました。
加えて、で「所有物より経験」と答えた人の割合のランキングでは、日本人は17位(11%)と西欧諸国アジア地域のどの国よりも低い最下位の17位(11%)という結果になりました。
また、厚生労働省の労働白書では、収入と自由時間に関する日本人の世論調査で、「収入をもっと増やしたい」と感じている人の割合が1993年から2007年までずっとトップを維持しています。この調査からみても、「時間」よりも「お金」にいまだにこだわっている日本人が多いことがわかります。
私の個人的な経験で言うと、夕方の帰宅ラッシュの時間帯である17時ごろに銀行のATMに長蛇の列ができているのをよく見かけます。並んでいる人は何をしているかというと、所在なげにただ立っているだけか、スマホをいじっているかのどちらかです。
近くのコンビニやもっと空いているATMも探せばいくらでもあるにもかかわらず、わざわざ長い列に時間をかけて並ぶことに疑問を感じないという人たちがいかに多いかという証拠でしょう。
しかしながら、お金には名前は書いていないので、働けばまた手に入れることができます。
一方で時間はというと、タイムマシンがいまだに発明されていない現状では、過ぎ去った時間は二度と取り戻すことはできません。「机の引き出しに入って時間を行き来できる」のは、ドラえもんの世界だけですからね。
最近になって突如持ち上がった「2000万円足りない問題」に加え、消費性増税で将来が不安なのは理解できますし、私も不安を感じている一人ではあります。
しかし、空からスカッドミサイルが着弾することこともなく、ちょっとのお金さえあれば飢えることなく平和に生きられる日本に住んでいるならば、二度と戻らない時間をもっと大切にしたほうが賢く豊かな生き方ができるのではないでしょうか。
手持ちのお金が少ないホームレスでも、マイクロソフト社創業者ビルゲイツ氏やソフトバンクの孫正義氏のような大富豪でも、使える時間は等しく24時間です。
人使いの荒いブラック企業や単価の安い仕事で疲れ果てるぐらいなら、手持ちの時間を最大限に活用することによって、最低限のお金と心の豊かさを手に入れることをもっと考えてみてはいかがでしょうか。
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