【ゆるふわコラム】コワーキングオフィスで「コロナ後の人生」について考えよう
コロナの「第5波」を切り抜けようやく緊急事態宣言が明けた10月。すでに流行が始まってから2年になろうとしています。
そういえば、コロナ流行前は「働き方改革」なんていう運動というか政治スローガンがあったっけ。今の感覚からするとなんとヌルいアクションではあります。
それがコロナ流行で一気に「改革」が進行。いままで会社の中で大きな顔をしていた次のような人種が「これからは自分の頭で考えて行動しろ」といわれて途方にくれています。
⚫これまで「仕事ができる」と言われていた人種
・長い社会人生活で構築した「個人的コネ」で仕事をもらっていた人
・「部長」「課長」の役職名を利用して部下を操っていた人
・社内で仲間外れになるのが恐くて上司の指示通りに仕事してきた人
もしかしたらアナタもその一人かもしれませんね。「人生100年時代」とかで定年が65歳まで延びて「老後に2000万円必要」だっていう情報を聴くととても不安になりますよね。
「会社と家庭とはちがう居場所」をつくり自分と向き合う
そんな人が将来への不安を取り除く方法は「自分だけの居場所」を確保することです。
これまで人から言われたことばかり素直にやってきて「自分は本当はどうしたいのか、どうなりたいのか」が隠れてしまっているのが原因だからです。
こうした人は、会社と家庭の往復でじっくり自分の方向性について考える時間がないままここまで来てしまったのでしょう。
政府によるリモートワークの推奨やフリーランスの増加で町の中心部や駅前に「コワーキングオフィス」が増えているので、そうした自分ひとりになれる場所に足を踏み入れてみることが重要です。
コワーキングオフィス3つのメリット
⚫時間を気にせず長時間滞在できる
カフェやファミリーレストランはたしかに利用しやすいというメリットがあります。
しかし、店によっては仕事や勉強の禁止や時間制限をしている場所もあり、落ち着いて長く滞在できないという不便さがあります。
コワーキングオフィスだと時間単価がかかるなど割高になりますが、その分ゆっくり読書や仕事に集中できるます。
⚫環境が整っていてカフェより居心地がよい
街中にある普通のカフェだとコーヒー1杯で何時間も粘るのはさすがに抵抗があります。
加えて、最近ではWifi環境もあってネットにつなげられるのはいいのですが、1時間ぐらいで接続が切れて仕事が中断してしまうのがちょっとイラッとします。
コワーキングオフィスでは、「ドリンク飲み放題、Wifi環境やプリンタ使い放題」というところが多くオフィスの管理者に気兼ねすることもありません。
⚫耳障りなBGMがなく自分のに集中できる
カフェで時間を過ごすときに一番気になるのが、店内放送やBGMです。
若者向けのJ-POPミュージックがかかってたり店のメニューの宣伝がながれていたりと、なかなか自分のことに集中することができにくい環境です。
コワーキングオフィスでは、環境音楽やイージーリスニングなどの音楽がうるさくない程度に流れており、仕事・勉強のじゃまになりません。
コワーキングオフィスとカフェを比べた体験からいえること
これまでいろいろなカフェやファミレス、コワーキングオフィスを利用してきました。
カフェのザワザワした雰囲気は好きなのですが、BGMや滞在時間制限が気になって集中できないことが多いですね。
スターバックスコーヒーのようなカフェだと客層がビジネスパーソン中心で落ち着いているのはいいのですが、コーヒーをお代わりしてまで長居したくないですね。
特に最近は透明で安っぽいパーティションで一人分づつ仕切られてうっとおしいですし。
同じパーティションでもコワーキングオフィスではオフィス専用のものが設置されているので集中することができますね。
まずは読書やYouTubeの視聴から始めてみよう
カフェやコワーキングオフィスのメリット・デメリットを中心に「一人になれる環境に身を置く」ことについて考えてきました。
「いきなりひとりになっても何をしたらいいのかわからない」という方もおられることでしょう。
まずは難しく考えることなく、お気に入りの本を持って出かけてみてはいかがでしょうか。
「読書の習慣がない」という方には、YouTubeで自分の興味・関心があって子供のころに夢中になった趣味の動画を見るのもいいでしょう。
そういった遊びのなかから「これからの人生で真剣にとりくんでみたいテーマ」が見つかることもあるのです。
ありふれた日常からすこしはみ出てみること、それが他人の目を気にせず自分の人生を取り戻すコツなのです。
関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。